現在放送中のNHK大河ドラマどうする家康』。その撮影現場で主演の松本潤(40)が過激な暴言をスタッフに吐いていたことが、10月12日発売の『週刊文春』(文藝春秋)に報じられ、ファンをざわつかせている。

 記事によると、松本は収録が押してしまった際に、助監督に「殺すぞ!」と暴言を吐いたり、前室の丸椅子を蹴り上げたり、台本に意見して共演者のセリフを横取りするなどなど、多数の横暴、パワハラ的な行為をしていたというのだ。NHK広報部は『文春』の取材に対して「ご指摘のような事実はありません」と返答しているが……。

 芸能プロ関係者はこう話す。

「『文春』にはほかにも、“ちげーだろーよ、てめー!”“ふざけんじゃねぇ!”など、松本さんが過激な言葉を『どうする家康』の助監督たちに吐いていたと報じられていますね。

 本当に、助監督たちに“殺すぞ!”など過激な言葉を発したのかは不明ですが……松本さんなら言いかねない。というのも、まず“殺すぞ”は彼の口ぐせだからです。

 松本さんの出世作といえば、現実での恋人関係もささやかれた井上真央さん(36)主演で2005年に放送していた『花より男子』(TBS系)で演じていた“俺様キャラ”の御曹司・道明寺司ですが、その時期からリアルでも“俺様”になっていったといいます。

“殺すぞ”は、どうやら松本さんは軽いノリで使っているようです。気心知れた友人同士がふざけて“うるせぇよ”とか“バカか”など軽口を言い合うことがありますが、そういうニュアンスなのではないでしょうか。学生時代のノリなら男なら多くが経験していることでしょう。しかし、気心が知れていなければ、大きな誤解を生む単語ですよね……」

 松本は2017年、『花男』で共演した井上とセクシー女優の葵つかさ(33)との二股疑惑が『週刊文春』(文藝春秋)で報じられたことがあったが、そこでも葵の友人が井上との関係を松本に追及したら「それ以上、彼女のことを言ったら殺すよ?」と言われた――といった証言が掲載されていた。

 前出の芸能プロ関係者は続ける。

「実は、葵さんも、松本さんの口癖には怒っていたといいますね。交際していても、また友人でも“殺すぞ”と言われたらムカつくときはありますよね。心が通じた者同士の軽いノリであっても、価値観的に受け止められない人もいるでしょう。

 今回の『どうする家康』の助監督に対しても、もしかしたら松本さんはそこまで怒ってはいなかったかもしれませんが……スタッフが怖がったり、嫌悪感を抱かれたりするのもやむを得ないところがありますよね。その他、『文春』が報じている『どうする家康』であまりにも横柄な態度をとっていたという報道も、過去の松本さんのエピソードを考えると“すべて本当かも”と思ってしまいます」