■ビスブラ『KOC』優勝でも「東京の番組でほぼ見ない」ワケ

 ビスケットブラザーズは、ボケでネタ作り担当の原田泰雅(31)とツッコミ担当のきん(32)によるお笑いコンビ。2022年の『キングオブコント』で優勝を果たしたほか、同年の『M-1グランプリ』(ABC・テレビ朝日系)でも準決勝に進出した実力派だ。

 21日の『お笑いの日』でも“ベストな芸人”が漫才、コント、ピン芸、音ネタなど“ベストワン”のネタを披露する『ザ・ベストワン』のコーナーに出演し、コントを披露。視聴者からは、

《ビスブラはマジでおもろい ライブ観に行くたんびに爆笑したもんな》
《ビスブラ、面白いなぁ 好きだわ》

 など、好評の声が寄せられた。

※画像はきんの公式X(ツイッター)『@ABARE_kin』より

 前出の放送作家は話す。

「前回優勝のビスブラですが、関西ローカルにはレギュラー番組がありますが、東京のキー局では0本。東京のテレビで目にする機会はほとんどありません。ネタは面白いと高く評価されているにもかかわらず……です。

 そしてその原因は、ネタ作り担当の原田さんの態度が鼻につく、天狗になっているように感じられることだと関係者の間では話されていますね。

 原田さんは自分のことを“めちゃくちゃ面白い”と思っていて、“松本人志さんにも負けないぐらいだ”と思っているようなんです。そのこと自体は良いことだし、実際にネタのクオリティは高いのですが……周囲からすれば鼻につく態度に見えてしまうと。さらに言えば、勘違いしている感じにも見えるといいます。そういった理由から芸人仲間、さらにスタッフからも嫌われていて仕事がなかなか入らない、とされていますね。

 ミキも同様で、ツッコミの昴生さん(37)は漫才でもバラエティ番組でも“ウザいキャラ”で知られていますが、リアルでもそうした部分があるそうなんです。ちょっとしたことでスタッフに小言が出る、“それでホンマにおもろいんですか?”という感じだといい、番組を作っているほうとしては“面倒くさい存在”だともっぱらです」