何かと話題になる芸能人同士の“共演NG”。ここにきて“超意外な2人”が新たに共演NG関係になってしまったとか――。

 俳優の綾野剛(41)が10月25日、大阪市北区のシネ・リーブル梅田で行なわれた主演映画『花腐し』(11月10日公開)の先行上映会に登壇した。

 芥川賞を受賞した松浦寿輝氏(69)の同名小説を原作に、綾野演じる新作を5年撮っていないピンク映画の監督・栩谷を巡るピュアな愛の物語を描く。

 劇中では人気バンド・ゲスの極み乙女のドラマーで女優としても活動するさとうほなみ(34)との濃厚なラブシーンもあり、荒井晴彦監督(76)は「2019年に脚本はできていたけど、濃厚接触シーンばっかりなので、コロナになって、去年の10月にやっと撮影できた」と報告。

 綾野も「約2時間、強制的により深いところへ潜っていくような映画。ぜひ体調をよくしてみていただけたら」とPRした。

※画像は映画『花腐し』の公式X(ツイッター)『@Hanakutashi1110』より

 綾野といえば、暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)や強要、証人威迫など5つの罪に問われた元参院議員のガーシーこと東谷義和被告(52)に、最も深刻な被害を受けた1人。

 9月19日に初公判が東京地裁で行なわれ、ガーシー被告は起訴内容を大筋認め、「一生かけて罪を償う」と謝罪したものの、弁護側は脅迫の常習性について争う姿勢を示した。一方の検察側は「CMを打ち切られたり、冷たい目で見られたりして、精神が崩壊する寸前でした」との綾野の供述調書を読み上げたことも記憶に新しい。

■積極的に映画PRも「宮根誠司NG」!?

 制作会社関係者が話す。

「綾野さんは、ガーシー砲でイメージダウンやCM打ち切りはあったものの、本業の俳優業においての実害はそこまでではなく、実力派・個性派俳優として復活。オファーは今もずっと絶えない状態だといいます。主演映画『花腐し』のPRにも積極的で、雑誌の取材やラジオ番組にも出演しています。25日の先行上映会もそうでしたが、マスコミ対応も終始上機嫌だったようです。

 ただ、そんな綾野さんサイドからNGが出た番組があったというんです。それが宮根誠司さん(60)がMCを務める番組だといいますね」

※画像は映画『花腐し』の公式X(ツイッター)『@Hanakutashi1110』より

 宮根といえば、月~金曜日の午後のワイドショー『ミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)と、日曜日夜の情報・報道番組『Mr.サンデー』(フジテレビ系)のMCを務める。

『ミヤネ屋』は同時間帯で最も高い視聴率を誇っており、『Mr.サンデー』も堅調。宮根は今や情報番組のMCではナンバーワンの地位を築いていると言えるだろう。両番組で取り上げてもらえれば、映画のいい宣伝になるはずだが――。