■広瀬アリス以外が物足りない?
「確かに広瀬も道枝も頑張っていますが、ファミリ家のほかの面々の存在感が薄いんです。4年生のキイナを演じる伊原六花(24)はいまひとつ年上感に欠け、佐弥子と最初に友達になり、ファミリ家を紹介したキーマンなのに、真凜役の飯沼愛(20)は印象的なシーンがなし。
男性陣の濱尾ノリタカ(23)と水沢林太郎(20)も、今のところ一本調子な演技。それもあって物語全体の盛り上がりに欠けているんです」(テレビ誌ライター)
ここまで2話は広瀬と道枝のシーンが多く、それ以外の描写、特にファミリ家の住人の人物背景がほとんど描かれなかった。伊原らの存在感が弱いのは、物語の構成も影響しているかもしれない。
「今のところは広瀬が1人で突っ走っている印象です。これからは、キイナ(伊原)や真凜(飯沼)など、脇を固めるの面々の背景が語られるはず。そうなれば盛り上がってくる可能性があるかもしれません」(前同)
まだまだ物語は2話目。ラストで拓とキイナがキスをしているようなシーンが見られ、祥吾(安藤)を交えた四角関係に発展しそうだ。次回は大学が夏休みに入り、みんなが帰省していく中、佐弥子と拓が二人きりになってしまう。ようやく、恋模様が動き出すようで、これからの盛り上がりに期待したい。