日本テレビが大晦日の年越し特番として2006年から2020年まで放送してきた『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない』シリーズが、今年も放送を見送ることになると、10月23日付の日刊スポーツが報じ、番組ファンからは落胆の声が殺到してしまった。

 2006年にスタートし、『NHK紅白歌合戦』の裏番組として、2010年から2020年まで11年連続で民放トップの視聴率を誇っていた大晦日の風物詩的存在だった『笑ってはいけない』。しかし、コロナ禍などを理由に2021年以降は番組が休止になっていた。

 そのため、2021年と2022年は『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)の大晦日特番『ザワつく!大晦日 一茂良純ちさ子の会』が『紅白』の裏番組では最も高い視聴率を記録した。

 日本テレビでは、2021年の大晦日には『笑って年越したい!!笑う大晦日』を、2022年は『笑って年越し!世代対決 昭和芸人vs平成・令和芸人』を放送したが、今年の大晦日も大型お笑い特番を放送することになるようだ。

※画像はの『笑って年越し!世代対決 昭和芸人vs平成・令和芸人』公式X(ツイッター)『@waratteomisoka』より

「仮タイトルは『THE 笑晦日(わらみそか)』で、16時15分から25時15分という9時間の番組になるようです。ただ、『笑ってはいけない』に匹敵できるぶっ通し企画をこれから準備するのは難しい。そのため、これまでの日テレの番組の“寄せ集め”のような特番になるともっぱらです。

 番組のメインを務めるのは例年通り、東野幸治さん(56)、ナインティナイン岡村隆史さん(53)と矢部浩之さん(52)、千鳥大悟さん(43)とノブさん(43)、かまいたち山内健司さん(42)と濱家隆一さん(39)だといいますね。

 16時15分からのオープニングでは日テレの70年の歴史の中で“一番笑ったシーンはこれだ”と題し、『進め!電波少年』や『お笑いスター誕生』などの過去のバラエティ番組の名シーンを振り返ることになるそうです」(制作会社関係者)