■“脱退騒動”のあったキンプリを除くと突き抜けた結果

 Snow Manは、冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)を筆頭に全力で体を張った企画に取り組む姿などから好感度が高いグループだが、純粋なセールス面でも、絶対的な数字を残している。

「2023年上半期の旧ジャニーズでは、King&Princeがトップクラスの数字を残していました。これは平野紫耀さん(26)、神宮寺勇太さん(26)、岸優太さん(28)の3人が5月22日で脱退および退所(岸のみ秋退所)をすることが発表されていたため、ファンの購買促進が盛んだった、という背景があるからですよね。

 イレギュラーな状態だったキンプリを除くと、Snow Manは2023年上半期にシングル、アルバム、カレンダーの売上が旧ジャニーズではトップの売り上げを記録しているんです」(前出のレコード会社関係者)

 Snow Manは、3月15日発売の8thシングル『タペストリー/W』の換算売上ポイント(『オリコン』調べ=以下同)が、109万を超えている。5月17日発売の3rdアルバム『i DO ME』の換算売上ポイントも118万超を記録しているほか、3月に発売された『SnowMan 2023.4―2024.3 オフィシャルカレンダー』(講談社)の売上も、33万5000部以上売れていて、キンプリに次いで旧ジャニーズではトップの成績である。

 また、9月6日発売の9thシングル『Dangerholic』が初週86.9万枚を売り上げたことで、「オリコン週間シングルランキング」の8作連続シングル1位記録と、男性アーティスト史上初となる通算6作目の初週売上80万枚超えを達成。

 男性アーティスト史上初となる8作連続初週売上50万枚超えも、打ち立てている。

「Snow Manの華々しい成績、好感度の高さから、『紅白』サイドも、方々の調整がつくならSnow Manにはぜひ出演して欲しい、と願ってると聞こえてきています。

 今年の大晦日、傷心状態の旧ジャニーズのファンを救ってくれるのは、Snow Manかもしれません。他グループが推しのファンには、複雑な心境かもしれませんが……好感度が高い彼らなら、推しグループの代わりに声援を送る――そうしたこともありうるのではないでしょうか」(前同)

 旧ジャニーズのファンにとってみても激動だったに違いない2023年。大晦日、Snow Manの存在が癒やしになる?