■過去には「路上で○○をする人も」渋谷で働く店主の悲鳴!
渋谷の街を歩けば、区が運航するコミュニティバスの運休のみならず、郵便ポストの投函口もテープでびっちりと蓋がされているのが確認できる。異物が投函されないようにとの配慮なのだろう。しかし、これでは確かに日常生活すらままならないというものだ。ここまでの対策を行なう必要はあるのだろうか。
渋谷で働く店主が明かす。
「泥酔した結果、路上で脱糞をする人もいますし、深夜になればビール瓶の破片が道全体に散らばっていることも……。今年に限って言えば、現状では迷惑行為は起きていませんが、これは区が路上飲酒などを厳しく取り締まっているから。本当にこのまま何も起きなければ良いのですが……」
これまで渋谷の住民、当地で働く人の生活が脅かされてきたのだ。備えあれば患いなし、少々やりすぎくらいに感じる対策は必要なのだろう。
例年、最も渋谷に人が集まるのは、やはりハロウィン当日である10月31日。22年はスクランブル交差点の一角だけで6300人以上もの人が集まったとも報じられている。
前出の渋谷区民によれば「都内以外のナンバープレートを付けた車を見かけることも多い」といい、渋谷に集まって盛り上がろうとする動きがあるのは否定できない。
ここ数年、ハロウィン狂想曲が鳴りやまなかった渋谷の街についに静寂が訪れるのか――。すべては10月31日の夜、明らかになる。