■「『中華』撮ってる人が今、月9撮ってるんですよ」

 リスナーのメッセージを受け、二宮は「たしかにそうなんだよなぁ。それは俺も思ってた。毎回、中華料理が流れるたびに『熱烈的中華飯店』のサントラがいっつもかかってるなぁって。ずっとあれですよ。いまだにずーっとあの曲。懐かしいなぁ……」としみじみ。

 ドラマについて「俺、まだ19(歳)とかじゃないかな。最初、“12時間のドラマにしよう”みたいな。12話あって、“1時間を本当にきっちり1時間でやろう”みたいなことを言ってて。“1時間を積み重ねて12時間の物語にしましょう”って言ったら、早々にそれじゃなくなって。船で7日間、1週間みたいな」と振り返った。

 さらに「調理場とエントランスと客席の3つしかなかったんですよ、芝居場が」とし「みんな軒並み体調壊したよね。おもろいなって思った、行くところがなさすぎて。見栄えも変わらないし。やることも料理するとなると、変わらないじゃん。服も変わらないし。よくないんだろうね、あれ。メンバーも変わらないし。あれ本当、みんな漏れなく病気したもんなぁ」と裏話を告白。

 主演の鈴木をはじめ、東幹久(54)、高橋克実(62)、勝村政信(60)、椎名桔平(59)、伊東四朗(86)、石黒賢(57)、瀬戸朝香(46)などの豪華共演者がいたと振り返った二宮。

 最後には「もっとすごいのが『中華』撮ってる人が今、月9撮ってるんですよ」と、二宮、中谷美紀(47)、大沢たかお(55)がトリプル主演を務める月9ドラマ『ONEDAY~聖夜のから騒ぎ~』(フジテレビ系)の演出を務めているのが『熱烈的中華飯店』でも演出を担当したスタッフだと説明。

※画像は二宮和也の公式X(ツイッター)『@nino_honmono』より

「奇妙な話じゃないですか。20年経ってもまだやってるんですよ、どっちも。奇妙奇天烈ですよ、本当に。“まだやってるの?”ってお互いに言ってました。すごいっすよね。20年そこらってすごい年月に感じるけど、実際まだ働いてますもんね、どっちも」と語った。