■山下智久のケースを考えると――
なお『King&Princeる。』は、1月2日付の『東スポWEB』で「早ければ今年の9月末、遅くとも年内いっぱいで終了」することが報じられているが、3人の脱退から終了までの間は、永瀬・高橋の2人組で続く、とされている。
「確かに、退所後に新たに本人の了解は必要なのでしょうね。“5人組時代の『キンプる。』の一斉削除”を恐れているファンが多いのも分かる気がしますね。
ただ、わざわざ自分の主演ドラマに“配信NG”をお願いするのは考えにくいし、事務所はともかく、辞める3人と残留する永瀬さん、高橋さんとの関係自体は良好です。“キンプリの冠番組”なわけで、3人がNGを出すこともないでしょう」
そう話すのは、制作会社のプロデューサーだ。
「すでに、山下智久さん(37)の例があります。山下さんは2020年10月に“不祥事で謹慎中だが海外の仕事が受けたかった”という理由で、ジャニーズ事務所からの強引な辞め方をしました。
しかし、2015年放送の山下さん主演ドラマ『アルジャーノンに花束を』(TBS系)や、主要キャラの1人で登場していた2005年放送の『ドラゴン桜』(前同)は、問題なくParaviで配信されています。
また、平野さん主演の『クロサギ』放送中は、期間限定で2006年放送の山下さん主演バージョンの『クロサギ』も配信していた。これらもジャニーズ退所後、山下さんの了解を取って放送されているものと考えられる。
山下さんは平野さんの“憧れの先輩”ですよね。そうした前例があるわけで、キンプリを辞める3人がわざわざNGを出すことはないでしょう。また、退所の前に、平野さん、岸さん、神宮寺さんには、その辺りの意思確認が行なわれるはずですよ」(前同)
思わぬ波紋を呼んだ《権利上の都合で配信できません》のテロップ。そして、平野と岸が消えてしまった“現実”……。3人の脱退まであと4か月弱、まだまだ“波瀾”は起きるのかもしれない――。