■旧ジャニーズタレントが出演するなら広告を出稿しない

 東山紀之(57)と井ノ原快彦(47)の会見から1か月以上が経過。元V6岡田准一(42)、二宮和也(40)、生田斗真(39)など、独立するタレントも続出しているが、引き続き“ジャニーズ絶対NG”というCMクライアントは多いという。

※画像は生田斗真の公式インスタグラム『@toma.ikuta_official』より

「レギュラー番組であれば年契約など一定期間契約ということが多いですから、そのまま広告を出稿し続けている企業もありますが、そういった番組でも広告を引き上げる企業も出てきています。

 単発の番組や特番、『テレ東60祭』などの音楽特番も同様で、ジャニー喜多川氏(享年87)の問題の影響で“ジャニーズはNG”と明確に示している企業は多くあります。旧ジャニーズタレントが出演するなら、特番に広告を出稿しないというスポンサーがあるということです。テレ東が『テレ東60祭』に旧ジャニーズのグループを出さないという判断に至った最大の理由は、やはりそこなのではないでしょうか」(前出の制作会社関係者)

 テレビ東京では2014年からTOKIO国分太一(49)MCを務める『テレ東音楽祭』を放送してきたが、今年は『テレ東60祭!』と題した新たな音楽特番を準備。MCは同局の田中瞳アナウンサー(27)が務める。

「国分さんは2019年4月よりテレビ東京番組審議会委員を務めていましたが、今年10月をもって退任。テレ東への貢献度も高かった国分さんですらバッサリ切ったほど。それぐらいスポンサーの意向が重要ということではないでしょうか。

 被害者への補償が難航していたり、SMILE-UP.がマスコミに注文をつけたりしている点もスポンサー企業は問題視しているようです」(前同)