■辞めジャニの“受け皿”になる「3つの芸能プロダクション」
HYBEの動きを見るに、キンプリを辞める3人がエージェント契約を結んで海外を目指す。という可能性もゼロではなさそうだ。
「キンプリの3人に加え、滝沢秀明さん(40)が退所。さらにはIMPACTorsも退所することが井ノ原快彦さん(46)の口から明らかになるなど、たしかにタレントたちがジャニーズ事務所から離れる動きは活発化していますよね。
それはやはり、ジャニー喜多川氏(享年87)とメリー喜多川氏(享年93)が亡くなり、藤島ジュリー景子社長の“ジュリー体制”になったことが大きいともっぱらです。精神的支柱だった2人が亡くなり、またその後の“ジュリー体制についていけない”ということですよね。そして今は、ジュリー氏、さらに愛娘で将来の社長候補だとされるAさんに推されないと売れない、売ってもらえないような状態になっているそうなんです。
ただ、現状は“辞めジャニ”の受け皿になるようなプロダクションが明確に定まっておらず、辞めたくても辞められない、といったようなタレントも少なくないといいます」(前出の芸能プロ関係者)
そんな中、今後、辞めジャニの“受け皿”になり得る存在が3つ台頭しつつあるという。
「1つが、以前から名前が出ている韓国のプロダクションのHYBEです。2つ目は、滝沢さんが今年新たに立ち上げると見られている芸能プロダクション。そして3つ目が元SMAPチーフマネージャーのI氏が立ち上げ、新しい地図の稲垣吾郎さん(49)、草なぎ剛さん(48)、香取慎吾さん(46)が所属するCULENなんです」(前同)
■「タッキー事務所」始動でHYBEとCULENの立ち位置も決まる!?
2022年11月の『女性セブン』(小学館)では、滝沢氏が「半年間はゆっくりしたい」と周囲に話しているというが、裏を返せば「半年後の再始動宣言」だとも受け取れると報じている。記事によると、滝沢氏は、エンタメとファッションの融合など芸能関係のビッグプロジェクトに複数人の経営者らと参画する計画があるという。
さらに1月31日、滝沢氏はTikTokで生配信を行ない、「今年やりたいことは?」というファンの質問に「あります。すごくあります。やりたいことは全部やります。やらなきゃいけないことも全部やります……こんなもんじゃないです」と力強く明言したのだ。
「火山探検家として未踏の火山に行きたいという野望ももちろんあるんでしょうが、“タッキー事務所”を立ち上げるということも計画しているのではないでしょうか。ただ、現状は具体的な動きがありません。それでも滝沢さんが会社を設立し、どういう戦略で動いていくか固まれば、他の2社も一気に動き出すと言われています。
海外ルートを持っているHYBEの立ち位置も決まりますし、I氏率いるCULENのポジションも決まってくるでしょう。3社は敵対するような感じではなく、ジャニーズを退所した辞めジャニの受け皿になるよう動いていく方針だと見られています」(同)