■「インタビュー全文書き換え」で出版&WEB業界からも呆れる声
女性誌編集者が話す。
「遅刻癖もあり、共演者からの評判もよろしくないですよね。それはテレビ界だけではありません。出版界やWEBメディア界周辺もフワちゃんには呆れているんです。というのも、せっかくフワちゃんにインタビューをしても彼女は自分の良いように、自身の発言内容をほぼすべて書き換えてしまうといいますからね」
雑誌やWEBメディアの場合、インタビュー内容を文字起こしし、原稿を作成し、記事を出す前にタレントや所属事務所にその内容をチェックしてもらうというのが一般的な流れだ。
「フワちゃんの場合は、本人が原稿をチェックするそうですが、すべての発言を書き換えてくるほどだといいます。“だったら最初から自分で書いてくれれば”と言いたくなるぐらいのレベルだといいますよ。インタビューした意味がまったくないほどで、メディア側は“じゃあこれで出しますけど……”、呆れ気味にフワちゃんの良きような記事を出すことになってしまうと。
彼女はインタビューではサービストークもあるのでしょうが、過激なことや攻めたことを言ってくれる。ところが、それが表に出て関係各所に怒られないように、嫌われないように書き換えてしまい、結果的につまらない内容になってしまうといいます。たしかに、全部書き換えるのなら、ライターはいりませんよね」(前同)
2021年9月の『FLASH』(光文社)では、大手広告代理店が視聴者1800人、スポンサー企業550社にアンケート調査したという「嫌いな芸能人ランキング」を掲載。「視聴者が見たくない女性芸能人」部門ではフワちゃんが1位を獲得。以降、毎年のように「消える」と言われてきたフワちゃんだが、いまだに活躍し続けている。
前出の制作会社関係者はこう話す。
「方々に嫌われているにもかかわらず生き残っている理由――そこには2つあるといいます。1つは彼女がめちゃくちゃ計算高いということ。インタビュー原稿を修正するのも自分のブランディングを考えてのことなのでしょうが、共演者とのツーショットをSNSにアップするところからもフワちゃんの計算高さの一端が垣間見えます」
フワちゃんは10月10日にXを更新し、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で共演した滝沢カレン(31)、アンガールズ・田中卓志(47)とのオフショットを投稿している。
「楽屋を訪れてウザ絡みをするというのがフワちゃんの常套手段ですが、基本的に売れっ子としか写真を撮ろうとしないんです。あるタレントは売れていない頃は完全に無視されていたそうなんですが、それが売れてくると突然、楽屋を訪ねてきて、あのウザ絡みをされてビックリしたといいますからね。
世間では大物タレントにもタメ口で絡んでいって“すごい”という評価を得ていますが、フワちゃんは、逆に大物や売れっ子にしか絡みにいかないんですよ。それは大物や売れっ子との写真じゃないと話題にならないからですよね」(前出の制作会社関係者)
フワちゃんが消えない理由の2つ目が“ロケ力”だという。
「なんだかんだ言ってタレント力、特にロケタレントとしての能力が高いんです。バラエティ番組のスタジオでも自分のトークをしっかりと練ってきて、しっかりと笑いを取る。一方、スタジオにはそうではない若手アイドルなんかもいるわけですが、収録終わりなどにそういったアイドルに、“私は全部計算してトークしていたのにあんたのせいで台無しになったよ”など、ガチンコで注意したりもするようですからね。
加えて抜群のロケ能力があるんです」(前同)
もともとYouTuberとしてブレイクしたフワちゃん。YouTubeチャンネル『フワちゃんTV/FUWACHAN TV』ではロケの多くをスマートフォン片手に自撮りでこなし、国内外問わずお馴染みのハイテンションで街行く人に絡み、友だちになってきた。
まだブレイクしたばかりの2020年2月放送の『帰れマンデー見っけ隊!!3時間スペシャル』(テレビ朝日系)では、歩き疲れて無口になるサンドウィッチマンや佐藤栞里(33)、千葉雄大(34)を明るく励まし、最後まで元気な盛り上げ役に徹する場面もあった。
「ロケ、特に街ブラでは一般人とのコミュニケーション能力も問われますが、すぐに打ち解けることができますし、その捌きが抜群に上手いと。1人しゃべりもYouTubeで慣れているので本当に見事なレベル。
どれだけいい加減で嫌われていようとも、あの街ブラロケの腕前を見せつけられると、またお願いしたくなるというのがテレビマンの正直なフワちゃんの評価なんです。自己プロデュース含めて、やはりタレントとしての能力はかなり高いですよ」(同)
どれだけ共演者に迷惑をかけ、視聴者に嫌われてもフワちゃんはしぶとく生き残っていきそうだ。
(2023年10月29日公開)