今年の「新語・流行語大賞」にもノミネートした“Y2K”は、“Year 2000” を略したワードで、若者の間で流行しているファッションをあらわしている。1990年代後半~2000年代に流行ったアムラーファッションなど、ギャルファッションに近いトレンドで、それを現代風にアップデートしたアイテムが多く登場、若者にはおなじみのファッションになっているが、リアルY2Kを過ごしてきたはずのおじさんにとっては理解不能なものも多い。そこで今回は40~50代の男性100人に「理解できないギャルファッション」について聞いてみた。(アンケートはボイスノート調べ)

 第3位(9.0%)は、クラッシュデニム。

 クラッシュデニムは、大きな穴や傷など激しく加工されたダメージデニムのこと。昔からダメージデニムはあったが、最近のものはほぼ脚が丸出しになるほどの大きなダメージのものも多い。さまざまなテイストのファッションとも合わせやすく、ワイルドでかっこいいと人気だ。ハサミで切り込みを入れたり、穴を広げたりと、自身で好みの感じに仕上げて楽しむ若者も多い。

「そこまで破らなくても……と思う」(43歳/男性/営業・販売)

「ボロボロで貧乏くさい」(53歳/男性)

「露出がありすぎると汚らしく見える」(56歳/男性/営業・販売)

「ダメージ具合がひどすぎるのを見ると逆にダサい」(40歳/男性/主夫)

「人間としての品位を疑うし、知り合いにはなりたくない」(59歳/男性/会社経営・役員)