■「国民的彼氏」はガッチリガードしている

 他方で、最初からDMを使いこなすつもりのタレントもいる。

 Hey!Say!JUMPの伊野尾慧(33)は《お仕事はDMまで》と、bio欄(自己紹介欄)につづっていて、

《この「お仕事はDMまで」って書いてあるところになんか、今までとの状況の違いを感じて色んな気持ちになってる》
《お仕事はDMまではおもろいじゃん(今後は普通にその可能性もある)》
《よくよく見るとお仕事はDMでと書いてあってエージェント契約とはこういうこと…こういうことを載せること自体たくましくも賢い伊野尾くんらしくもあるなあと感心つつちょっとだけ複雑な気持ち》

 といった声が、多く寄せられている。

「旧ジャニーズのタレントで希望する人は、個人でも仕事を受けられるエージェント契約の新会社に移る。そのため、DM経由で仕事を得ることも出てくるのかもしれませんが……それを差し引いても、誹謗中傷などのDMがタレントに直接送れる状態のほうが危険に感じます。

 トップスター、特に女優はこういったリスクを事前に回避するため、DM機能が使えないように設定されていたりするのですが……」(前出の女性誌編集者)

 たとえば、橋本環奈(24)や浜辺美波(23)のインスタグラムにDMを送ろうとすると、

《このアカウントはすべての人からの新しいメッセージリクエストを許可していないため、メッセージを受信できません》

 と表示され、DMは届かないようになっている。

「現状、TOBEではNumber_iの神宮寺勇太さん(26)だけは、橋本さんや浜辺さんのようにガッチリガードされていて、DMが届かないようになっています。

 こうしたDMきっかけでタレントが世間を騒がせるケースも珍しくないだけに、先手を打っている神宮寺さんは、リスクマネジメントに長けている、と言えるのかもしれません。さすが“国民的彼氏”ですね」(前同)

 送る側にも責任が伴うDM機能。推しに直接コメントできる気分を味わえるのは魅力的だが、当然、リスクもはらんでいる。