■Number_iとBE:FIRST、お互いのファンがお互いを認め合う流れに

 神宮寺の発言はNumber_iとBE:FIRST、お互いのファンがそれぞれに興味を持つ呼び水になったようで、

《ファンの方がMainstreamのMV見に来てくれてるし、BESTY(※BE:FIRSTファンの愛称)がNYLON買ってるしで、平和で幸せでしかないなぁ》
《見てみたら本当にすごかった…初めて聴いた曲なのに世界観に引き込まれたし神宮寺くんってこんなMV好きなんだ!って思った》
《雑誌でNumber_iの神宮寺くんがMainstreamについて話してくれて再生回数がニョキニョキしてるのね、、、》

 といった声が、SNSにも多く寄せられているほか、《神宮寺くんがBE:FIRSTのMainstreamの話してたのが新鮮でびっくりした》といった驚きを感じたという意見もあった。

「これまで旧ジャニーズ事務所(現『SMILE-UP.』)のタレントは“憧れのグループ”の話などをする際は、とかSMAPとか、基本的に先輩の名前を挙げることが多かった。大っぴらに他事務所のダンス&ボーカルグループを推すような発言をしないようにしている風潮がありましたよね。

 ジャニー喜多川氏(享年87)の騒動、そして今後、新会社に移行することでこうした忖度めいたことは減ると思われますが、一足早くジャニーズを離れていた神宮寺さんがBE:FIRSTの話を堂々としていることも、悪しき慣習が消えつつあることを感じさせます」(レコード会社関係者)

 また、BE:FIRSTのメンバーであるSOTA(22)は、過去に平野をリスペクトする発言をしたことがあるが、今回の『NYLON JAPAN』で神宮寺がBE:FIRSTを絶賛したことで、さらに両グループのコラボに期待する声は強まっていて、

《ビーファとのコラボにも大期待!!!》
《きっと近いと思っていますが、コラボ待ってます!》
《sotaくんは平野紫耀をリスペクトしてるって言っていたので2人のコラボみたいです》

 といった声も、多く寄せられている。

「キンプリ時代から、Number_iは平野さんが主導で方向性を決めているように見えるところがありますが、今回の『NYLON JAPAN』のインタビューでは発言の端々から、神宮寺さんが、平野さんと岸さんから交渉や事務的側面など、まとめ役のようなところで非常に頼りにされていることが伝わってきます。

”大人”との交渉や、ビジネスメールの添削などで活躍している姿を平野さんと岸さんは“秘書”とか“代理弁護士”などと評していましたが、神宮寺さんはプレイヤーでありながら一歩引いて全体を俯瞰して見ることができる存在、もしかしたらNumber_iのプロデューサー的な存在と感じました。

 神宮寺さんは、キンプリ時代はライブ・コンサートの演出を担っていた。その際も、ライブの構成全体、客席からの見え方など俯瞰して見ていたといいますから、今度はNumber_iの活動全体を見ていく役割になっていくのかもしれませんね。平野さんと岸さんが本能で突き進む分、神宮寺さんはそうした役を自然に担うようになるような感じもします。

 そんな神宮寺さんが認めているだけに、BE:FIRSTとNumber_iがコラボする話は十分にありそう。すでにNumber_iと同じ滝沢秀明氏(41)のエンターテインメント会社『TOBE』のIMP.は、BE:FIRSTとの共演が決まっていますからね」(前同)