■TOBEが盛り上がる一方で「カウコン中止」に旧ジャニファンは嘆き

 前出の女性誌編集者は続ける。

「現状1つ言えるのは、現在のTOBE周辺は、来年に有力視されているNumber_iのデビューなど、明るい話題で盛り上がりまくっている、ということですよね。11月25日の発表も、“TOBE年末イベントがあるのかも”と、期待するファンも多いですね。

 一方で、滝沢氏やNumber_iの3人、TOBEタレントの“古巣”であるSMILE-UP.(旧『ジャニーズ事務所』)は、年末に向けてファンががっかりするニュースが飛び込んできたばかりですよね」

 旧ジャニーズ事務所は、ジャニー氏の加害騒動の影響で大晦日の『NHK紅白歌合戦』に、44年ぶりに所属タレントが1組も参加しないことがNHKから発表されている。

 さらに、1996年にスタートし、2003年末からは旧ジャニーズ事務所のタレント総出で行なわれる恒例行事になっていた年越しカウントダウンコンサート、通称「カウコン」も見送りになることが、11月18日に正式に発表された。

※画像は『オリコンニュース』の公式X『@oricon』より

 発表を受けて、

《カウコンがないなんて、、、年末年始の楽しみが消えたと共に、年を越せないもよう》
《カウコンのない大晦日なんてサンタの来ないクリスマスだし夏休みのない8月》

 といった、ファンからの嘆きの声が多くSNSに寄せられている。

「思えば、2023年は男性アイドル界にとってあまりにも激動の年でしたね。ジャニー氏の闇が本格的に明るみに出た結果、大騒動となり、最終的にジャニーズ事務所は消滅した。

 それを受けて、これまで忖度で実現してこなかったBE:FIRSTなど他事務所の男性グル-プとジャニーズタレントのコラボも解禁された。そして、Number_iを筆頭に爆発的な勢いと伸びしろを見せているTOBEの発足――まさに地殻変動とも言える、多数の出来事がありました」(前同)

 今回のカウコン中止発表と、同時期に大盛り上がりしているTOBEの11月25日の重大発表に向けての活発な動き。旧ジャニーズと他の勢力の立場が逆転するような地殻変動が、今まさに現在進行形で起こっている――。