■資生堂が「キムタク起用撤回」の文春報道

 ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を受け、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)に所属するタレントとの広告契約を見直す企業が続出。

 木村を広告に起用してきた日本マクドナルドは、現行契約の期間満了後は更新しない方針を明らかに。日産自動車もジャニーズ事務所所属タレントとの新規の広告契約を結ばないと発表している。

 8月16日配信の『文春オンライン』は、今秋、資生堂が高級メンズ化粧品のリニューアルで、CMなどのイメージキャラクターに木村を起用する予定だったものの、ジャニー氏の問題を受けて白紙になったとも報じた。

※画像はマクドナルドの公式X(ツイッター)『@McDonaldsJapan』より

 前出の民放キー局関係者は続ける。

「その資生堂のCMが、今回、反町さんと松嶋さんの夫婦共演が実現した『SHISEIDO メン』のCMだったというんです。

 近日中、もしかしたら11月20日中にも旧ジャニーズ事務所の新エージェント会社も始動が発表される見込みです。しかし、広告スポンサーの厳しい見方は変わっていません。

 その要因としては、被害者への補償が遅れているとされる件、そして、『当事者の会』に所属していた被害者が亡くなっていたことが明らかになったのも大きいですよね……」

 11月14日、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」に所属していた40代の男性が大阪府箕面市で亡くなっていたと報じられ、旧ジャニーズ事務所にはさらなる厳しい目が向けられている。

「10月5日、旧ジャニーズ事務所はいち早く木村さんとエージェント契約を結ぶために話し合いを進めていると表明。つまり、木村さんは独立することなく新会社とエージェント契約を結んで活動を続けることになるということですよね。

 ただ、今後、広告がまったく入らなくなるような状況が続けば、考えを変える可能性もあるでしょうね」(前同)