■1月クールを最後に“ジャニーズ俳優”の出演は激減する!?

 正式発表されている以外の1月クールドラマは、櫻井翔(41)の『大病院占拠』の続編『新空港占拠(仮)』(日本テレビ系)、なにわ男子道枝駿佑(21)のテレビ朝日系の火曜9時枠で「映画化やアニメ化、舞台化もされている有名小説を原作としたドラマ」(8月23日・『週刊女性PRIME』より)が控えていることが、それぞれ報じられている。

「こういった1月クールのドラマの企画は、9月7日に旧ジャニーズ事務所が創業者のジャニー喜多川氏(享年87)による加害騒動を認めるよりも前に動いていた。

 事務所が加害行為を認めたことで、スポンサー企業が旧ジャニーズタレントの起用に難色を示すようになりましたが、1月クールのドラマは、他事務所の出演者やロケ地の確保などすでに動いていたため、簡単に旧ジャニーズタレントを降板させたり、ドラマをお蔵入りにすることはできない。

 そのため、1月クールはそのまま旧ジャニーズタレントを起用することになりましたが、4月クール以降はいよいよ彼らの出演が激減すると言われているんです。そこで空いた“イケメン枠”に、辞めジャニを使いたがるドラマが増える、ということですね」(前出の制作会社関係者)

 これまで、旧ジャニーズ事務所のタレントは1度退所したら最後、中居正広(51)などごく一部の特例を除いて2度と民放の地上波ドラマやバラエティ番組に出演できない、という風潮があった。これはジャニーズに対する、各局の強烈な忖度があったからだが、現在の旧ジャニーズ事務所には、もはやそうした権力はなく、辞めジャニの起用は何も問題がない。

「山下さんと錦戸さんの名前が浮上している2つ目の理由は、双方の人気ぶりにあります。もちろんドラマに起用する辞めジャニは誰でもいいわけはなく、人気と実力が必要。山下さんは退所後も主演ドラマ『正直不動産』(NHK)を大ヒットさせているし、錦戸さんも松坂桃李さん(35)主演の『離婚しようよ』(Netflix)で、松坂さんを食う存在感を発揮していた。

 だからこそ、ドラマ界はアーティストとしてだけでなく、俳優として現在も圧倒的な人気と実力を兼ね備えた山下さんや錦戸さんに、熱視線を送っているということですね」(前同)

 民放連ドラ復帰が期待されている山下と錦戸。2人を皮切りに、滝沢秀明氏(41)の「TOBE」所属タレントや、ソロ活動をしている辞めジャニが、続々と地上波ドラマに参戦するのかもしれない――。