■簡単にはいかない海外進出
国内での人気が通用しない中、向井と阿部の泥くさい宣伝の効果があったのか、番組の公式インスタには海外からの書き込みも見られる。Snow Manの知名度も上がり、海外進出は夢ではないーー?
「Snow Manもデビュー時には、アジアツアーを足がかりとした海外進出を計画していましたが、コロナ禍の影響などで中止に。その一方で、アジアのエンタメ界は進化を続け、今では各国でさまざまなアイドルグループが活躍しています。現状のままでSnow Manが進出しても、海外で人気を獲得するのは難しいでしょう」(芸能ライター)
同じ旧ジャニーズでは、なにわ男子・道枝駿佑(21)が韓国で人気だがーー。
「この人気は主演映画『今夜、世界からこの恋が消えても』が、今年1月に韓国で公開されたことがきっかけで、アイドルとしてではなく映画というソフトを介したもの。SixTONES・松村北斗(28)も同様で、初めて声優に挑んだアニメ映画『すずめの戸締まり』が、今年3月に公開されたことでファンを獲得しています。
Snow Manでは目黒蓮が、今田美桜(26)と共演したした映画『わたしの幸せな結婚』が6月にタイで公開され、人気が出始めています。彼らの実績を参考にすると、まず映画で実績を作り、海外進出の足がかりとするのが有効かもしれませんね」(前同)
目黒に続き、来年の1月期は渡辺翔太(31)が『先生さようなら』(日本テレビ系)、岩本照(30)が『恋する警護24時』(テレビ朝日系)、向井が『リビングの松永さん』(フジテレビ系)とドラマ出演が続き、スノメンバーの俳優活動が活発になっている。Snow Manの海外での成功は、メンバーの役者路線が鍵になるかもしれない。