■みなみかわが評価される4つの理由

「岩井さんの結婚に毒づいたラジオの前日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)では、ダイアン津田篤宏さん(47)が探偵に扮し、ミステリー事件を解決するという企画『名探偵津田』が放送。その企画内では、みなみかわさんはアシスタント的立ち位置で推理解決に導く名アシストぶりを発揮していました。

 ロシアの軍事格闘技『システマ』を用いた“何をされても痛くない”芸や、“松竹芸能ディス毒舌”など当初はキワモノ扱いでしたが、ここに来て裏回し的なトークができる能力があることも広まり、業界で評価が急上昇しているんです」(前出の放送作家)

 毒舌やクズキャラは飽和状態とも言えるが、そこでみなみかわが評価されている点はほかにも。

「たとえば、同じクズ系タレントであるお見送り芸人しんいちさん(36)は女性トラブルが週刊誌で報じられたり、クズキャラの代表格である空気階段鈴木もぐらさん(36)はギャンブルで作った借金などが理由で離婚されています。

 しかし、みなみかわさんはクズキャラでも“腐り芸”なだけで、実は酒もタバコ、ギャンブルや女遊びを一切しないクリーン人間なんです。暴走している嫁を温かく見守るなど、夫婦仲も良好。2児のパパとして以前は保活ブログもやっていたほどで、イクメンとしての顔もあり、トラブル知らずなんですよね。

 岩井さんの結婚に対して“キモい”と発言したのも、父親として子どもを守らないといけない立場だから、と話していましたからね。

 霜降り明星粗品さん(30)のように何でもかんでもケンカを売るわけではなく、プロレスができる所属事務所芸人や芸人仲間だけにしか毒を吐かないというのも、テレビで起用しやすいポイントですね」(前同)

 同じ“腐り芸”でブレイクした岩井は、18歳差婚したことで今までの芸風からの路線変更が求められるだろう。それだけに、クリーンな腐り芸・みなみかわの露出がこれまで以上に増えそうだ。