■旧ジャニーズで炎上したコーセーだが…

 コーセーロケVTR時の平野の“違和感”。競合他社のCMに出演しているタレントが、別会社を宣伝するようなことをしてはいけない――そんな暗黙のルールがCM業界には存在するため、

《見落したのかなーってとべばん見直してるけどやっぱりKOSEの時、平野くんが1回もワイプで抜かれてないんだよね…CM関係かなって勝手に思ってるけど果たして》
《もしかしてKOSEは平野紫耀映すのダメなのかな……全然ワイプ映らん》
《平野くんがワイプで映らなかったけど、別の化粧品会社とCMか何かある感じかな?》

 といった声が、SNSにも多く寄せられている。

「平野さんは2022年に『コーセー敏感スキンケア』のCMに起用されていたので、思わぬシンクロ現象を感じている声もありましたね。

 また、“コーセーがTOBEの番組のスポンサーをしている”という点で、旧ジャニーズ事務所(現『SMILE-UP.』)のファンが荒れてしまっているところもあります」(前出の女性誌ライター)

 23年にコーセーは、松本潤(40)、Snow Manの目黒蓮(26)、関ジャニ∞の「妹分」キャンジャニ∞(※関ジャニの女装ユニット)など旧ジャニーズタレントをCMに起用していたが、9月7日に、事務所が創業者・ジャニー喜多川氏(享年87)の加害を認めた影響で、コーセーは旧ジャニーズタレントと契約更新はしないと発表。店頭の販促物は継続したが、テレビCMは9月15日に打ち切りが発表された。

 その際、コーセーは《他社への移籍や、ガバナンス体制の整備された別組織の設立などの方策によって、早急に対応すべき》と、旧ジャニーズタレントの移籍を要求するような文言を公式サイトに記載したのだが、それが“企業側からタレントに対しての圧力じゃないのか”などと炎上。9月19日にコーセーは謝罪し、問題となった移籍関連の文言は削除されたのだ。