■相手役・亀梨和也がマイナス要素に……!?

 前出のワイドショー関係者が続ける。

「少し下の世代の主演を張れる女優・波瑠さん(32)や高畑充希さん(31)の評価が高まる一方で、数字が取れない石原さんは“第一線の地上波ドラマでの主演は厳しいのではないか”と見られるようになってしまったといいます。

 そこから結婚・出産というところで“家庭派路線”へ。その最たる例が多くの人に愛されるすき家のCM出演でした。すき家のCMへの出演はまだ結婚前のことでしたが、その前後からずっと路線変更を模索していたそうですよ。そして、路線変更が奏功したのか、現在は第一三共ヘルスケアやNTTドコモなど、CM出演が増えていますよね。

 今回演じる奏は独身という設定ですが、視聴者は“結婚してママになった石原さんがどういう姿を見せてくれるのか”という気持ちで見ますから、新しい石原さんの演技に期待が高まりますよね」

 テレビ朝日の火曜21時枠では現在、TOKIO松岡昌宏(46)主演の『家政夫のミタゾノ 第6シリーズ』が、2024年1月クールからはなにわ男子道枝駿佑(21)主演の『マルス-ゼロの革命-』が放送されることが発表されたばかり。ここに続くのが石原の『Destiny』ということになる。

※画像は『マルス-ゼロの革命-』の公式X(ツイッター)『@mars_tvasahi』より

「石原さんにとって絶対に失敗できない作品になるわけですが、マイナスと思える要素もあるんです。それは相手役をKAT-TUN亀梨和也さん(37)が務めるということ。亀梨さん自身が悪いわけではありませんが、旧ジャニーズ事務所がジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を認めたのが9月7日の会見。

 以降、スポンサー企業が一気に引いていき、テレビ各局も旧ジャニーズタレントの起用を見直すように。ところが、『Destiny』は超早撮り作品。放送は来年4月ですが、実は、今年の7月から撮影が行なわれていて、会見があった9月の段階ではほぼ撮り終えている、という状態だったそうです。

 ドラマの放送は来年4月。ジャニー氏の加害が認定されて半年以上が経つのに旧ジャニーズタレントが出ているのは“どうなの?”と見る人も一定数はいるでしょう。視聴を嫌がる人がいて、亀梨さんの出演が数字にも影響を及ぼすかもしれないんです。

 その一方でプラス要素もある。それが田中みな実さん(37)との共演です」(制作会社関係者)