■プリクラを流行らせたのはジャニーズの大先輩だった

 その一方で、“あのグループを思い出す”という声も上がっているのだ。

SMAPですよね。SMAPは、2013年に結成25周年を迎えていましたが、その記念企画として冠番組『SMAP×SMAP(スマスマ)』(フジテレビ系)では、水入らずの“5人旅”を放送し、そこでプリクラを撮ったんです」(前出の女性誌編集者)

 5人は大阪にある旅館を訪れたが、そこのゲームコーナーには、プリクラが置いてあった。香取慎吾(46)が「プリクラ撮ろうプリクラ!」と呼びかけ、中居正広(50)が「ヤダヤダヤダ本当ヤダ!」がゴネるも5人でプリクラを撮影。

 非常に狭い画面で撮れた一枚は“稲垣吾郎(49)を中心にメンバーが顔を寄せ合っている”というものだった。草なぎ剛(49)も「いいじゃん。このプリクラは記念になるよ?」と満足気だった。

「ちなみに、プリクラの流行は1995年に初代『プリント倶楽部』が社会現象となるほど大ヒットしたからですが、この火付け役がSMAPだった、という話もあります。当時『愛ラブSMAP!』(テレビ東京系)でSMAPメンバーがプリクラをプレゼントする企画を行なったところ、プリクラ本体も注目されて大ヒット。その後、各メーカーが様々なプリクラを発展させていった、ということです。

 それを考えると、SMAPとキンプリ、ジャニーズの先輩後輩として非常に運命的なものを感じますよね。惜しむらくは、SMAPの場合はどこか空中分解のような解散だったことですが……」(前同)

 SMAPが流行らせたプリクラが、後輩のキンプリの絆を残すために一役買っていた――。108日後に分裂するキンプリだが、5人の心のつながりは永遠のものだろう。