女優の富田望生(23)がNHKの連続テレビ小説ブギウギ』に初登場。激変した近影と芸達者ぶりが視聴者の注目を集めている。

 『東京ブギウギ』『買物ブギー』のヒット曲で知られる笠置シヅ子さん(1914~85年)をモデルとし、歌と踊りをこよなく愛するヒロイン・スズ子(趣里/33)が戦後の大スター歌手に上り詰める姿を描く同作。富田はスズ子に弟子入りを乞う新キャラクター・小夜として、11月28日放送の第42回に登場した。

「スズ子に憧れて上京した小夜は、《福来スズ子さん!オレを弟子にしてくんちぇ!》《オレを拾ってくんちぇ!》と方言丸出しで弟子入りを迫る強烈なキャラクター。インパクト大のパワフルな初登場シーンがX(旧ツイッター)でトレンド入りするなど、いきなり視聴者の視線をかっさらいました。

 現在放送中の小池栄子(43)主演ドラマ『コタツがない家』(日本テレビ系)では、小夜とは真逆のおっとりとした若いカップルの女性役を演じていることから、SNS上では《最初誰だかわからなかった…演技の振れ幅広すぎます》といった驚きの声が。

 ほかにも《前から素敵な女優さんだったけど、痩せたよね?》《役柄によって痩せたりふっくらしたり すごい女優さん》《どうしても目が離せなくなる 作品毎の各役を演じる その演技力に魅力を感じている役者さん》《富田望生さんのお芝居に翻弄されてる》などと、変幻自在のビジュアルや高い演技力に対する称賛の声が相次いでいます」(テレビ誌記者)

 小夜の初登場に合わせる形で、Xの『ブギウギ』公式アカウントが29日に着物&おさげ姿の富田の現場オフショットを公開。この写真からも、以前より明らかにほっそりとした近影が見て取れる。

「もともとスリムな美人女優たちと一線を画す‟ぽっちゃり女優”として頭角を現した富田さんですが、最近では役柄に合わせて体重を増減するストイックな姿勢や、キャリアを重ねるにつれて磨き上げられてきた確かな演技力が改めて評価され始めています。

 特に‟ちょっとダメな子”や少し癖の強いキャラクターを演じさせたらピカイチで、彼女が演じることで役柄の奥行きや憎めない愛くるしさがプラスされるんですよね。《いつか朝ドラのヒロインをやってほしい》なんていう声もあるので、今後のさらなる活躍に期待したいと思います」(前出のテレビ誌記者)