■Snow Manは独立しない!

「株式会社ハレノオト」の会社登記には、代表取締役には佐久間の名前があり、設立は今年11月7日。資本金は500万円、発行済株式の総数は100株、目的欄には「マネジメント業務」、「前号に附帯する一切の事業」という記載があるという。

「旧ジャニーズ事務所と同じ住所に個人事務所を、このタイミングで設立したことからも伺えますが、佐久間さん、そしてSnow Manは独立することなく新会社とエージェント契約を結んで活動するということを示していると言えます。佐久間さんは『株式会社ハレノオト』を通して、新会社とエージェント契約を結ぶのでしょう。

 二宮和也さん(40)や生田斗真さん(39)など、タレントの独立が相次いでいますが、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍するSnow Manは旧ジャニーズ事務所に残るということですね」(前出の芸能プロ関係者)

 滝沢秀明氏(41)が育成とプロデュースを手掛け、『滝沢歌舞伎』や『滝沢歌舞伎ZERO』にも出演していたSnow Man。一部ではTOBEに移籍する可能性もあるとされてきたが、旧ジャニーズ事務所に残って活動を続けるようだ。

 メンバーの目黒蓮(26)とラウール(20)は9月18日、同じタイミングで会員制ブログを更新。2人とも事務所内の体制が変わりつつあり、仕事のオファーがあるとまず相談のうえ、選択権は自分たちにもらえるようになったと明かしていた。さらに目黒はファンに向けて《絶対大丈夫だから、信じて笑顔で応援して》と呼びかけてもいた。

「大晦日の『NHK紅白歌合戦』に旧ジャニーズ事務所に所属するアーティストの出場はゼロとなりました。しかし11月12日、Snow Manは公式YouTubeチャンネルで無料生配信ライブを開催すると発表。

 そして彼らが残留を決意した要因のひとつは、グループの冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)をとても大事にしていて、今後も続けていきたいからだと言われています。独立やTOBEに移籍してしまうと、さすがに契約が絡むところで打ち切りになってしまう可能性が高いですからね。

 タレントの独立が相次いで揺らぐ旧ジャニーズ事務所ですが、CDやグッズの売り上げでもトップクラスで、ライブの動員も凄まじいSnow Manが残る決意をしてくれたというのは本当にありがたいことでしょうね」(前出の芸能プロ関係者)

 東山が社長就任を辞退するなど、始まる前から多難の新会社だが、Snow Manが苦境を救うことになりそうだ。

(2023年11月14日公開)