■神田正輝の『旅サラダ』卒業は既定路線か

 1997年から番組リポーターを務めていたラッシャー板前(60)は2022年3月に卒業。同年4月からはKAT-TUN中丸雄一(40)の冠コーナー「発掘!ニッポン なかまる印」がスタートした。

 さらに1993年の番組開始からサブMCを務めていた向井亜紀(59)、2009年にレギュラーに加入した三船美佳(41)が今年3月25日の放送をもって番組から卒業。4月1日からは松下がサブMCに就任した。

「神田さんの体調面も考えて『旅サラダ』からの卒業は、既定路線だとみられています。テレビ各局は13~49歳のコア視聴率を重視するようになっていますし、なるべく今後の視聴者になってくれる若い層に刺さるタレントを使いたい。そういった事情もあり、ベテランMCが番組から降板することも増えていますよね」(前出の制作会社関係者)

 報道番組『サンデーモーニング』で36年にわたってMCを務めてきた関口宏(80)は2024年3月をもって番組を降板し、後任には『報道特集』(ともにTBS系)でキャスターを務める膳場貴子(48)が就任する。

 2004年10月にスタートし、堺正章(77)、くりぃむしちゅーがMCを務めてきた『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)も来春終了することが複数のメディアで報じられている。

※画像は『世界一受けたい授業』の公式X(ツイッター)『@seka1jugyou_ntv』より

■『ぽかぽか』の視聴率は絶望的……

 前出の制作会社関係者が続ける。

「くりぃむしちゅーの上田晋也さん(53)と有田哲平さん(52)は『しゃべくり007』(日本テレビ系)などのレギュラー番組を多数抱えていますが、堺さんを見る機会は減ってしまいそうですよね。

 若手・中堅MCではハライチ澤部佑さん(37)、岩井勇気さん(37)も“危ない”と言われています。『ぽかぽか』(フジテレビ系)の視聴率は絶望的ですからね……」

 1月9日にスタートした昼のバラエティ番組『ぽかぽか』だが、スタートから現在に至るまで視聴率は低迷。12月4日の世帯視聴率は1.8%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率は0.9だった。

「一時期は少し持ち直したのですが、スタートからずっとこんな数字が続いているんです。間もなく1年が経ちますが、さすがにもう上がり目はなさそうですよね」(前同)