12月11日配信の『文春オンライン』に『「フジの良さが戻ってきている」社長・港浩一が語る、今のフジテレビが昔と“変わったところ”』という記事が掲載。2022年6月にフジテレビの代表取締役社長に就任した港浩一氏(71)がインタビューに応じている。

「港社長は『FNS27時間テレビ』を復活させたことなどを語り、3つの記事にわたる読み応えのあるインタビューになっています。

 第1回のタイトルが『フジの良さが戻ってきている』となっていることもあり、視聴率低迷を続けるフジの内情が改善してきているのかなと思わせますが……実態は真逆。フジ内部では港社長への怒りが渦巻いているといいますよ……」(制作会社関係者)

 フジテレビは長年にわたって視聴率低迷が続いている。11月2日に行なわれた決算説明会の席上、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)の嘉納修治社長(73)は「フジテレビの視聴率を改善し、シェアを高めることが喫緊の課題であることは言うまでもない」と話したという。

「FMHの事業は不動産やホテル事業が堅調で黒字なんです。一方で本業のテレビ事業は絶不調。秋クールは月9『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』、放送前に大きな注目を集めていた『いちばんすきな花』も視聴率が伸び悩み、ドラマは全滅状態。多くのバラエティ番組も視聴率不振が続いています。

 結果、フジ社員の今冬のボーナスが去年に比べて半減してしまったそうなんです。これは社員としてはかなりキツいことですよね。それだけではありません。港社長が推し進めた『27時間テレビ』と『お台場冒険王』も局の足を引っ張ってしまっているといいます」(前同)

※画像は『いちばんすきな花』の公式X(ツイッター)『@sukihana_fujitv』より