■ジュリー母娘が猛プッシュするなにわ男子の“兄貴分”
ジュリー氏は関ジャニ∞のデビューから現在まで育成やプロデュースを手掛けてきた。関西ジャニーズJr.のトップもジュリー氏で、彼女のもとで大倉忠義(37)と横山裕(41)が関西Jr.の育成やプロデュースを担当している。
「ジュリー氏がいま最も推しているのがなにわ男子で、将来の社長候補だと言われている愛娘のAさんは特に道枝駿佑さん(20)を推しているそうですからね。そのなにわ男子の兄貴分のような存在がAぇ!groupで、大倉さんや横山さんもサポートしているわけです。
美 少年の浮所飛貴さん(20)はジュリー氏のお気に入りで“ジュリニ”だとも言われますが、グループは元々、前ジャニーズアイランド社長の滝沢秀明さん(40)が見ていた。ですので全体が推されているわけではないでしょう。一方、Aぇ!groupはジュリー氏の寵愛を受けているんです。
今のジャニーズの若手にとって事務所に“推される、推されない”というのが本当に大きくなっていて、ジュリー氏とAさんに推されないグループは、デビューは厳しいとされているほど。鈴木おさむさん(50)の小説『20160118』では“ソウギョウケ”とありましたが、そのソウギョウケの意向が今でも変わらず反映されているということではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)
■SMAPの“公開処刑”にも「ソウギョウケ」の意向
2016年初頭、SMAPの解散騒動がスポーツ紙や週刊誌などで大きく報じられたことを受け、同年1月18日にメンバー5人が黒いスーツに身を包み、『SMAP×SMAP(スマスマ)』(フジテレビ系)の生放送で謝罪の言葉を述べ、頭を下げた。
番組の構成作家陣の中心にいた鈴木氏は、2022年12月9日発売の『文藝春秋』(文藝春秋)で、小説『20160118』を発表。あくまでも“小説”という形だが、当時の番組の裏側を綴った。
鈴木氏と番組プロデューサー、番組演出は、生放送で5人が言う言葉を精査して紡ぎ出したものの、生放送1時間前に「ソウギョウケ」のトップの1人で、超巨大プロダクションを作り上げてきた女性から台本に猛烈なダメ出しがあったとしていた。
「名前こそ出ていないものの『ソウギョウケ』の女性がメリー喜多川氏(享年93)だということは明らか。そして、メリー氏の娘のジュリー氏も、その娘のAさんもソウギョウケです。
そういった意味でも、ソウギョウケのジュリー氏の後押しを受けているAぇ!groupは、CDデビューについても、美 少年を一歩リードしていると言えるのかもしれません」(前同)
次のCDデビューはAぇ!groupか、それとも美 少年なのか。多くのファンが注目している。