■第1位は、正月特番に起きている異変とは!?

1位 TOKIO『鉄腕DASH』が24年正月番組で「都落ち」!櫻井翔『SHOWチャンネル』も打ち切りで旧ジャニーズ番組は大窮地!!救世主は岸優太か

 TOKIOを中心に旧ジャニーズ事務所(現『SMILE-UP.』)のタレントが、多くのチャレンジに挑む人気バラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)。毎年正月の夜、日テレは『DASH』の特番を放送するのが恒例となっているが、今そこに“異変”が起きているようだ――。

 制作会社関係者は話す。

「2024年のお正月は、『DASH』からの派生番組『ウルトラマンDASH』が放送すると言われていますが、これが1月1日ではなく、1月7日に放送されるといいます。

『DASH』は2011年から今年まで12年もの間、元日の常連だった。23年の正月も、『2023年元日は「DASH」&「夜ふかし」&「キンプる。」』の第1部として放送されました。それだけに、24年の『ウルトラマンDASH』が元旦ではなく通常放送日である1月7日に放送されるのは、日テレ内での明確な扱いの低下、“都落ち”感がありますよね。

 通常放送では初参戦のゲストが活躍したり、『DASH島』に大きな動きがあったりと、相変わらずの盛り上がりで人気を博しているんですが……」

 11月19日放送の『0円食堂』のコーナーでは、準レギュラーのSixTONES森本慎太郎(26)と『DASH』初参戦を果たしたSexyZone松島聡(25)の2人が活躍。町の人に礼儀正しく交渉する姿や、“同級生コンビ”の森本と松島が仲良く2人きりのドライブを楽しむ姿が好評だった。なお、松島はTravis Japan松田元太(24)と2人で『DASH』と東京都のコラボプロジェクト「100年の杜を作る」に携わることも発表されている。

 一方、『DASH島』では2014年に失敗して凍結していた「電力化計画」を再始動し、ゴミから蓄電池を作る計画がスタート。初上陸から12年目にして、ようやく『DASH島』に電力が導入される――ことを目指して、第1歩を踏み出した。

 番組の人気は健在だが、『DASH』が元日から“都落ち”する事態になった理由は、やはり――。

「旧ジャニーズ事務所の創業者である、ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題の影響が大きいと考えられますよね。CMだけでなく、旧ジャニーズタレントが出演している番組から手を引くスポンサーも出ていると言われているほか、日本テレビのバックにいる親会社の読売新聞は旧ジャニーズについて、非常に厳しく見ているといいます。日テレでは、嵐・櫻井翔さん(41)も冠番組の終了が報じられていますよね」(前同)

 11月20日、櫻井がMCを務める日テレの冠バラエティ番組『1億3000万人のSHOWチャンネル』が、2024年3月末をもって終了することが『スポニチアネックス』に報じられた。

『SHOWチャンネル』は以前から視聴率不調が原因で打ち切り候補になったこともある番組だったが、同紙では、櫻井の所属している旧ジャニーズ事務所の騒動によるスポンサー問題が、番組終了に影響した可能性も指摘している。

「櫻井さんは、日テレの『news zero』のキャスター継続や主演ドラマ『大病院占拠』の続編出演のために、事務所から独立すると11月10日発売の『FRIDAY』(講談社)に報じられていましたが……『SHOWチャンネル』はダメだったということですね。

 奇しくも、2023年の元日に放送された『DASH』は櫻井さんがゲスト出演する内容でしたね」(前出の制作会社関係者)

 2023年の『ザ!鉄腕!元日!DASH!!』は、2人1組で自転車に乗り、少ないコギ数でゴールを目指す人気企画『自転車200コギでゴールを目指せ』が放送された。ゲスト出演していたのが、ダブル主演映画『ネメシス』を控えていた櫻井と広瀬すず(25)、当時ジャニーズアイランド(現『Annex』)の新社長就任で注目を集めていた、元V6井ノ原快彦(47)だったのだ。

 TOKIOと嵐は若手時代から共演が多かったため、国分太一(49)が懐かしそうに「TOKIOのバック(ダンサー)とかもやってくれてんだよね」と櫻井に話すなど、思い出話に花を咲かせる場面もあった。この頃は、2023年が、旧ジャニーズ事務所にとって過去最大の危機が訪れる年になるとは、誰も思っていなかったことだろう。