漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2023』(ABCテレビ・テレビ朝日系)の決勝が12月24日に放送され、大いに盛り上がりをみせた。

 ダンビラムーチョカベポスターくらげマユリカモグライダー令和ロマンさや香真空ジェシカヤーレンズに加え、敗者復活戦から勝ち上がったシシガシラが決勝に進出。史上最多8540組のエントリーの中から令和ロマンが第19代の王者へと輝いた。

「非常にレベルの高い大会となりましたが、最後の10組目で登場したモグライダーとダウンタウン松本人志さん(60)の絡みも一部で話題を呼んでいますよね」(制作会社関係者)

※画像は『M-1グランプリ』の公式X(ツイッター)『@M1GRANDPRIX』より

 10組目で登場のモグライダーは点数が伸びず「632点」の全体7位で最終決戦進出はならなかった。落ち込む芝大輔(40)とともしげ(41)に、審査員の松本は寸評の際に「『ジョンソン』も終わっちゃうし……」と、モグライダーがレギュラー出演している番組についてコメント。松本の発言にモグライダーの2人は「終わらないですよ!」とツッコミを入れていた。

『M-1』放送終了後、映像配信サービス・Leminoで『M-1グランプリ2023 イブより熱い大反省会!』が放送され、印象に残っている審査員の言葉について芝は「リアルに一番残っているのは、松本さんの“『ジョンソン』が終わる”です」と振り返った。

 芝は「あれは許せない。あれはよくない。あんなのダメ」とクレームを入れたが、「キスするだけの企画のときは(視聴率が)1.9%……。終わりそう」と悲壮感も漂わせた。

 かつてダウンタウンがMCを務めたバラエティ番組『リンカーン』の後継番組として10月23日に鳴り物入りでスタートした『ジョンソン』(TBS系)。

 かまいたち山内健司(42)と濱家隆一(40)、モグライダーの芝とともしげ、見取り図盛山晋太郎(37)とリリー(39)、ニューヨーク嶋佐和也(37)と屋敷裕政(37)の次世代を担う4組8人の芸人がレギュラーメンバーを務めているが、視聴率はまったくふるわない。

 10月23日の初回2時間SPは世帯視聴率は4.8%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率2.8%と厳しいスタートとなってしまった。