永野芽郁(24)主演の月9ドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ系)が、1月8日に初回30分拡大でスタートする。同枠の前2作、『真夏のシンデレラ』と『ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜』は視聴率が“爆死”となってしまったが、本作で起死回生となるだろうか。

 このドラマは、ノスタルジックで幻想的な雰囲気に満ちた街・長崎を舞台に、主人公・逢原雨(永野)が、高校時代に心を通わせた男性・朝野太陽(山田裕貴/33)のため、自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、“過酷な奇跡”が引き起こすファンタジーラブストーリー。

 雨は、過去の悲しい経験から自分に自信が持てず、他人と関わらないようにしていた。高校卒業後、パティシエを目指して上京していた雨は、とある理由で長崎に帰郷。ある日、今もなお忘れられない太陽と、かつて思いを語り合った眼鏡橋で再会。しかし、再会を喜んだのもつかの間、彼は事故に遭ってしまう。

 悲しみに暮れる雨の前に、あの世からの“案内人”と名乗る男・日下(斎藤工/42)が現れ、「君が心を差し出すならば、今から奇跡を起こしてあげよう」と告げるがーー。“奇跡”と引き替えに雨が奪われる“心”とは、何を意味するのか? 案内人が起こす“奇跡”とは? 真逆の名前を持つ2人の物語が動きだす。

 話題のドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』、『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(ともに日本テレビ系)やCMなどで、若い女性から圧倒的な支持を集めている永野。そして、『ハコヅメ』でも共演している、最旬で脂の乗った山田という盤石のキャストだが、成功の鍵はそれ以外の部分にありそうだ。