■エージェント制移行で旧ジャニーズのビジネスモデルは崩壊へ……

 芸能プロ関係者が話す。

「かつて、ジャニーズ事務所においては、グループから脱退するということ=事務所から退所することでもありました。特にメリー喜多川氏(享年93)が健在だったときはそれが絶対と言われてきました。メリー氏は、創業家として作り上げたアイドルグループビジネスの掟を厳守してきた。KAT-TUN赤西仁さん(39)など、ソロ活動を望み、結果的に辞めていったタレントは多くいますよね。

 ところがジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題もあり旧ジャニーズ事務所は崩壊。今後、所属タレントは今春から本格始動するというSTARTO ENTERTAINMENTとエージェント契約を結ぶことになるわけで、グループから脱退しても会社に残ってソロで活動することもできる土壌が整いつつあるわけです。A.B.C‐Zから脱退した河合郁人さん(36)も同じですよね」

 河合は40歳までに自身がMCを務める冠番組を持ちたい、という思いから脱退を決意。2023年12月にA.B.C‐Zから脱退している。

※画像は河合郁人の公式インスタグラム『@fumito.kawai_2310』より

 そんな河合は1月9日放送の情報番組『ドデスカ!』(名古屋テレビ)に出演。グループから脱退する中島について「(中島が)コメントでも言ってたんですけど《30歳の節目で一度の人生だからいろいろ挑戦したい》ってことを言ってたんですけど、健人自身だけの気持ちだけでなく、メンバーとたくさん話し合って決めた結論だと思うので、僕は素直に4人を応援したい」と語った。

「河合さんと中島さんの脱退理由はともに“自分が進みたい道を歩んで行く”ということですよね。たしかにエージェント制に移行し、グループから脱退しても会社に残ってソロで活動をするということはやりやすくなっている。

 ただ、ファンとしてはメンバーが抜ける恐れのあるグループは応援しづらくなりますし、実際に推しのメンバーが抜けたらファン離れは急速に進んでいく。CD売り上げやコンサート動員にも影響が出て、会社としても大きな収益を得られないでしょう。結果的にグループは勢いを失って解散が近づいてしまう――というように、旧ジャニーズが築き上げたアイドルグループのビジネスモデルは崩壊してしまう懸念があるわけです。そしてそれが、河合さん、中島さんの例で分かるようにどんどん進んでいると。

 両者の決断を見て、同様の動きをする後輩タレントも今後、出てくるでしょうね。STARTO社の福田淳社長(58)は、タレントの自主性を重視すると明言していますから、同社が本格スタートすれば、グループから脱退し、個人で活動を続けるというタレントはより増えるかもしれません。

 ファンもそうしたことがわかっているからこそ、中島さんの脱退にモヤモヤしていて、《ケンティーのやりたい事はセクゾでは叶わないって事だよね》といった声も上がってしまっているのではないでしょうか」(前同)

 ジャニーズ帝国は崩壊。今春から本格スタートするというSTARTO社と契約して旧ジャニーズのタレントたちは活動していくというが、果たしてその行く末は――。