女性関係の疑惑を『週刊文春』(文藝春秋)に報じられ、1月8日に活動休止を発表したダウンタウン松本人志(60)。

 同日、松本はX(旧ツイッター)を更新し、《事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす》と宣言したものの、1月14日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)への出演は取り止めに。フジテレビは10日、「フジテレビと吉本興業と協議して総合的に判断して出演しないものとなった」と説明した。

 お笑い界のトップに君臨し、凄まじい影響力を誇る松本の活動休止は、テレビ界を揺るがす事態へと発展している。

 読売テレビの『ダウンタウンDX』、TBSの『水曜日のダウンタウン』は今後の収録予定がいったんキャンセルになったと報じられたほか、松本が局長を務める『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)はレギュラー陣を中心に局長代理を立てて番組を継続していくことを明らかにした。

※画像は『探偵!ナイトスクープ』の公式X(ツイッター)『@abc_knightscoop』より

「『ワイドナショー』への出演取り止めはフジと吉本の上層部が話し合った結果、“賢明ではない”と判断されたんでしょうね。吉本は会見の予定もないと説明していますから、松本さんは公に発言できないまま裁判へと突入していくことになるのかもしれません。

 そして、何より大きいのが出演番組への影響です。ダウンタウンとして、さらに松本さんピンでも多数のレギュラー番組を抱えていますからね。さまざまな番組が収録中止や放送を休止する措置を取っていますが、“継続不可能”で急遽、終わる番組も出てくるのではないか、と言われています。

 そんな中、松本さんとして絶対に終わらせたくない、終わらせるのはマズいと考えている番組があるといいます。それが『まつもtoなかい』(フジテレビ系)なんです」(民放キー局関係者)