日本のドラマ界を牽引してきたフジテレビ“月9”が苦しんでいる――。 

 1月15日、永野芽郁(24)が主演を務める連続ドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ系)の第2話が放送された。

『君が心をくれたから』は、過去の経験から自分に自信が持てなくなってしまった主人公・逢原雨(永野)が、朝野太陽(山田裕貴/33)の命を助けるために「五感」を差し出すことで始まる、異国情緒あふれる幻想的な街・長崎を舞台にしたファンタジーラブストーリー。永野は本作で“月9”の初主演を飾ったが――。

「『君が心をくれたから』の第1話(8日放送)は平均世帯視聴率7.2%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)、平均個人視聴率5.8%。もともと高いとは言えない数字でしたが、第2話で早くも世帯5.8%、個人3.4%まで落ち込んでしまったんです。

 本作はファンタジー要素を抜くと、ラブストーリーの王道である“辛い困難を課せられたヒロインが、思い人のために頑張る”というシナリオで、この設定が“月曜から重すぎる”という声が多く聞こえてくるんです」(テレビ誌編集者)

※画像は『君が心をくれたから』の公式X(ツイッター)『@kimikoko_fujitv』より

『君が心をくれたから』は「主人公の五感が消えていく」という展開の悲痛さから、好みがハッキリと分かれるようで、

《2話目でこんな泣けるドラマある?深いドラマある?ってぐらいすごく良かった。雨ちゃんが五感がなくなるからと時間を無駄にせず、自分の人生と向き合って生きる姿に感動した》
《治療を受けずに好きな事を全うしたい…この気持ちわかるが残される側だとしたら  好きな人の命と引き替えに五感を失うこれも…悩むねー》

 といった声もある一方で、

《事前情報入れないで観たけど、これは重すぎ…月曜の夜にこれはキツい…少なくともリアタイ向きでは無い気がする》
《今のところただただ辛いだけだよぅ…山田くんと永野芽郁ちゃんの可愛さでなんとか観られてるけど》

 といった声が寄せられているのだ。