■広瀬と目黒の“最強2トップ”に「月9」が託された!?

 ドラマ制作会社関係者は言う。

「かつてフジテレビの“月9”といえば、テレビドラマの代表のような存在でした。しかし、2020年代から視聴率が急激に悪化。特に2023年は、壊滅的ところまで数字を落とし続けてしまったのは、記憶に新しいですよね……」

 フジテレビの「月9」は、2023年7月クールに森七菜(22)と間宮祥太朗(30)のダブル主演ラブストーリー『真夏のシンデレラ』、10月クールに二宮和也(40)、中谷美紀(48)、大沢たかお(55)のトリプル主演の群像劇ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』を放送したが、全話世帯視聴率がどちらも“大爆死”。『真夏のシンデレラ』は世帯5.7%、『ONEDAY』は世帯5.3%で、「月9」枠の全話平均視聴率歴代ワースト記録を2クール連続で更新してしまったのだ。

「だからこそ若い世代に人気のある永野さんを主演、相手役も映画『東京リベンジャーズ』などで話題沸騰中の山田さんを相手役に起用したということですね。長崎を舞台にした美しい映像からも、良い数字を取って“月9”を復活させたい制作陣の思いは伝わってくるのですが……残念ながら視聴率には反映されていない。

 こうなるともはや、“月9”の命運は、次クール以降に主演するといわれている2人にかかってくるのかもしれません。2024年の4月クールと7月クールの“月9”は、“ドラマ界最強ツートップ”ともいえる俳優が主演を張ると聞こえてきてますね」(前同)

※画像はHYの公式X『@hy_road』より

 まず、4月クールには、大人気女優の広瀬アリス(29)が主演する“忘れられない恋”を描く作品が企画されているという。

 前出の制作会社関係者は続ける。

「沖縄出身の4人組バンド・HYのバラード『366日』から着想を得たラブストーリーになるようですよ。曲名そのまま、“366日間”の物語になるとも聞こえてきています。“1日の物語”の二宮さんの『ONE DAY』が構成に無理があったため、その反省――というのは、考えすぎかもしれませんが」(前同)