■日テレから“優秀人材”が続々流出するワケ

 芸能プロ関係者はこう話す。

「これほど有望な人材が流出しているのには理由があるんです。日テレは人事面で“特別扱い”がなく、どんなに活躍し、仕事ができても年齢が一緒であれば給料も同一なんです。一方、TBSやテレビ朝日は仕事ができる人は一気に昇進させたり、相応の報酬を払ったりする仕組みができている。日テレにはそれがないこともあり、どんどん有望株が辞めていってしまっているというわけです。

 アナウンサーなら帯の番組を持っていて超多忙な人も、特段レギュラー番組もない人も給料は同じ。制作サイドも全く同様です。仕事ができて結果を残せるから、またどんどん仕事が舞い込むわけですが、働いても働いても給料は全く同じ。それでは“さすがにやってられない”となってしまいますよね。

 実際、各部署からさらにエース級が離れるような動きもあるようで……局としても、さすがにこのままではマズいとなって、今夏いよいよ改革に取り組むことになるといいます」

 いよいよ日本テレビも、仕事ができる人材、優秀な人材を一気に昇進させるような人事制度へと改革することになるようだ。

「遅きに失した感もありますが、これで流れは変わっていくはずです。そしてこの改革で何が起こるのかというと、水卜麻美アナ(36)が役員もしくは役員待遇へと昇進するのではないかということ。そもそも今度の人事制度の改革も、水卜アナの流出を防ぐことが最大の目的だともっぱらですからね」(前同)

※画像は水卜麻美アナの公式X(ツイッター)『@mitomeetmeat』より