ジャニーズの人気グループ・Snow Manの主演舞台『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』の制作発表会見が2月8日、東京・帝国ホテルで行なわれたが、出演者を巡って一部ファンの間で物議を醸している。

『滝沢歌舞伎』は2022年10月末をもってジャニーズ事務所の副社長を退任し、同社を電撃退所した滝沢秀明氏(40)を座長に、2006年に『滝沢演舞城』としてスタート。2010年に『滝沢歌舞伎』と名前を変え、滝沢氏が芸能界を引退して裏方に回るまで彼のライフワークになっていた。

 2018年末をもって滝沢氏が芸能界を引退すると『滝沢歌舞伎ZERO』と改題し、2012年から8年連続でシリーズに出演してきたSnow Manが座長に就任。ダンスパフォーマンスやアクロバット、腹筋太鼓などを披露してきた。

 そんなSnow Manが『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』で同シリーズから卒業すること、滝沢氏に代わってメンバー全員で舞台の演出を手掛けることが2022年12月に発表されていた。

■渡辺翔太は「タッキー、見てるー!?」とアピール

 制作発表会見でリーダーの岩本照(29)は「『滝沢歌舞伎』シリーズは僕がジャニーズ事務所に入所した年に始まった作品なので、自分が30歳になる節目の年に、主演として幕を下ろすことができるのは本当に光栄なことです」とコメント。

 渡辺翔太(30)は「『FINAL』という言葉に引っ張られすぎず、初めて見に来る人を置いて行かないような舞台作りをしていけたら」と真面目にコメントしたあと、報道陣のカメラに向かって「タッキー、見てるー!?」と笑顔で手を振り、会場の笑いを誘っていた。

『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』は4月8日から30日まで東京・新橋演舞場で上演される。

 出演者はSnow Manの岩本、渡辺、深澤辰哉(30)、ラウール(19)、向井康二(28)、阿部亮平(29)、目黒蓮(25)、宮舘涼太(29)、佐久間大介(30)のほか、ジャニーズJr.内ユニット・SpeciaLの林蓮音(22)、松尾龍(22)、和田優希(21)、中村浩大(21)、少年忍者ヴァサイェガ渉(19)、内村颯太(19)、豊田陸人(19)、長瀬結星(19)だということも明らかになった。