昨年10月期放送の日本テレビドラマ『セクシー田中さん』で主演を務めた女優の木南晴夏(38)が31日、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。同ドラマの原作者で漫画家の芦原妃名子さん(享年50)の急死を受け、悲痛な胸の内を明かした。

 この日、白い背景にシンプルな黒い文字で「どうして と思うばかりで今の気持ちを表す言葉が見つかりません」と率直な思いをつづった木南。「先生ともっと話したかったです 田中さんの言葉は私の中にたくさん残ってます」「心よりお悔やみ申し上げます」と追悼のメッセージを寄せ、「この悲しみが連鎖しないことを願います」と結んでいる。

 作品に欠かせない‟バイプレーヤー”として印象的な脇役を数多く演じてきた木南にとって、この『セクシー田中さん』が念願のGP(ゴールデン・プライムタイム)帯連ドラ初主演。昼は地味なアラフォーOL、夜はセクシーなベリーダンサーという2つの顔を持つ田中京子というキャラクターを演じるため、ベリーダンスを猛練習。劇中でもくびれがきわだつ説得力のあるボディでしなやかなダンスを披露し、改めてそのプロフェッショナルな姿勢や演技力が注目されたばかりだった。

 ドラマ化にあたるコメントで、芦原さんは主演の木南に対して「凛としているけど繊細で、強くて弱くて大人で少女の様な多面的な田中さんを、きっと木南さんならより魅力的に演じてくださるはず」とメッセージを寄せていた。