■「視聴率男」が連ドラ連敗中……

 木村といえば、ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題の影響を受け、主演のスペシャルドラマ『教場』(フジテレビ系)がクランクインの直前に撮影延期になってしまったとも報じられた。一部スポンサーが難色を示したためとも言われた。

※画像は『風間公親-教場0-』の公式X(ツイッター)『@kazamakyojo』より

 そして、次の2024年4月クール、テレビ朝日の木曜21時枠では木村が忖度なしに真実を追求する報道キャスターを演じるドラマが決まっていたものの、旧ジャニーズ事務所の問題と重なる部分もあり、一時は白紙に戻すことも考えられたという。しかし、主演クラスの俳優を確保することが難しく、主演の木村はそのままに、新たな企画として練り直されることになったとされる。

 難航の結果決まった木村の新たな役どころが、いわれのない罪に問われて投獄された男が、自らの潔白を証明するために脱獄し、事件の真相を追う脱獄犯だという。

「木村さんの主演ドラマは現状“連敗中”。2022年4月クールの『未来への10カウント』(テレビ朝日系)は“キムタクドラマ”で初の世帯視聴率1桁台を記録。平均世帯視聴率は10.9%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)でしたが、一時はテレ朝上層部が責任を取ることになるのではないかとも言われました。

 昨年4月クールの『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)は全話の平均世帯視聴率が9.8%と1桁台。現在は13~49歳のコア視聴率が重視される時代ですが、かつては世帯20%。30%取っていた“視聴率男”としてはやりきれない思いもあるのではないでしょうか。

 そして木村さんは、2月1日にはインスタで《良い形で進んだ打ち合わせ! “やるからには!”スピリッツを持って前に進めます。お楽しみに!》と、つぶやいたんです。一部では制作が難航しているといわれているテレ朝の4月ドラマですが、同作もいよいよ撮影が始まる、ということなのかもしれません。

※画像は木村拓哉の公式インスタグラム『@takuya.kimura_tak』より

“3連敗阻止”へ――インスタでドラマのことを匂わせることでファンの期待を煽り、そして自分自身にも気合いを入れているのかもしれませんね」(前出のワイドショー関係者)

 インスタ“匂わせ戦略”で木村は、“視聴率男”の座に舞い戻れるだろうか。