■今田美桜にのしかかる「3つの大重圧」

『花咲舞が黙ってない』は漫画ではなく小説が原作だが、東スポで今田が新たに主演を務めると報じられると、X(ツイッター)には《ま~た日テレは原作モノをやる気なんか。懲りねえなあ》といった声も上がってしまった。

※画像は「今田美桜 Staff」の公式X(ツイッター)『@imanomiofficial』より

「今、日テレのドラマには悪い意味で注目が集まっていますよね。原作者の芦原さんがお亡くなりになった後、すぐに出た日テレの“自己保身”を感じさせる公式コメントには、多くの批判が殺到しました。問題は現在進行形で続いていて、『花咲舞が黙ってない』も『セクシー田中さん』と同じ原作もの。ドラマがどう描かれるかは、視聴者から厳しく見られるでしょう。

 さらに、国民的女優として愛される杏さんが演じた役を継承するわけですからね。今田さんは杏さんと演技力、存在感を比べられてしまうわけです。

 そして原作は『半沢直樹』の池井戸氏と。池井戸作品だと、『下町ロケット』、『陸王』、『ノーサイド・ゲーム』など多数のヒットドラマがあり、昨年7月クールの中村倫也さん(37)主演の『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系)も大ヒットしましたからね。

 池井戸氏が原作のドラマはいずれもクオリティも数字も高く、それだけで主演俳優にとってはハードルが高くなりますし、杏さんが主演を務めてきたということで必然的に注目度も上がるでしょう。これで新たな『花咲舞が黙ってない』の出来が良くない、視聴率が伸びない、となれば主演女優の今田さんの評価も落ちてしまいかねない。

 ただ、今田さんは2020年版の『半沢直樹』にも主要キャストとして出演していて、池井戸作品で実績もある。『あんぱん』のヒロインもオーディションを勝ち抜いて自らつかみ取ったわけですから、実力は確か。立ちはだかる壁はかなり高くなってしまっている状況ですが、彼女なら突破できるのではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)

 さまざまな作品で輝きを放ちまくっている“最旬俳優”今田美桜。新たな輝きを見せてくれるか!?