日本のアニメは、いまや世界からも注目される日本文化の代表的存在。王道バトル系少年アニメからSF、恋愛ものなどジャンルも多く、老若男女を引きつけている。中でも長きにわたって放送され、お茶の間で愛され続けている“国民的アニメ”も多い。そこで今回は10~30代の男女100人が思う「国民的アニメ」を聞いてみた。

 第3位(13.0%)は、『サザエさん』。

『サザエさん』は、長谷川町子氏による同名漫画をアニメで、1969年から放送され続けている“超”長寿アニメ。主人公のフグ田サザエを中心に、父の波平、母のフネ、弟のカツオ、妹のワカメ、サザエの夫のフグ田マスオ、息子のタラオら磯野(フグ田)家や、その周辺の人々が巻き起こす日々の出来事が描かれ、日曜夕方の定番アニメとして親しまれている。2013年には「最も長く放送されているテレビアニメ」としてギネス世界記録に認定され、2024年に放送55周年を迎えた。

「みんな知っているし、大人でもほっこりしながら見ている人が多い」(28歳/女性/自由業)

「何十年も放送されているから」(30歳/女性/事務職)

「昭和の日本を振り返っているように感じる」(18歳/男性/学生・フリーター)

「いつも日曜の夕方に放送されていて、明日のことを思って憂鬱になるぐらい日曜の定番」(29歳/女性/総務・人事・事務)

「誰もが一度は見たことがあると思うから」(33歳/男性)