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2位 伊藤健太郎、“主役食い”でアカデミー賞助演男優賞受賞!ひき逃げ事故から丸3年――伊藤を支えた「ネットのヤバい一流番組」

 2023年1月1日から12月31日までに日本で公開された映画の優秀作品・俳優らを表彰する「第47回 日本アカデミー賞」15部門と新人俳優賞の受賞者・作品が1月25日に発表された。

「今回の受賞者で特に注目なのが伊藤健太郎さん(26)ではないでしょうか」(芸能プロ関係者)

 伊藤は映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』で優秀助演男優賞を受賞。他には『月』の磯村勇斗(31)、『こんにちは、母さん』の大泉洋(50)、『首』の加瀬亮(49)、『銀河鉄道の父』の菅田将暉(30)が同賞を受賞した。

 伊藤の助演男優賞受賞を受け、

《日本アカデミー賞優秀助演男優賞おめでとうございます 1ファンとしてすっごく嬉しいです》
《健太郎、日本アカデミー賞 助演男優賞受賞おめでとう ファンはみんなこの時を待っていたと思います!》
《日本アカデミー賞助演男優賞受賞、おめでとうございます 居るべき場所に戻れましたね 努力は報われる。見て評価して下さる方がいる》

 と祝福コメントが多数寄せられた。

 伊藤といえば2020年10月、東京・渋谷区の路上で乗用車を運転中、2人乗りバイクに衝突し、現場から立ち去ったとして自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕。2021年3月に事故については不起訴となったものの、伊藤のドラマや映画、CMなどの違約金は7億円に上るとも報じられた。

 2021年10月上演の舞台『SOULFUL SOUL』、2022年6月公開の映画『冬薔薇(ふゆそうび)』などの作品で俳優活動を再開。

 地上波ドラマにはまだ出演できていないものの、2023年12月に公開された水上恒司(24)と福原遥(25)のダブル主演の映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』で存在感を放ち、ついに日本アカデミー賞の助演男優賞受賞を受賞するに至ったのだ。

「『あの花』は水上さんと福原さんの主演映画ですが、それ以上とも言えるほど伊藤さんと出口夏希さん(22)の演技が素晴らしく、“主演を食っているほど”だと感じた人も多かったんです」(前出の芸能プロ関係者)

『あの花』を見た人からは《従来のイメージを払拭して、新伊藤健太郎としての再出発ですね。仰る様に、特攻隊員達の群像劇の中心的存在でした》《若い俳優さんたちの演技が良かったし、中でも伊藤健太郎さんの、キャラクターをしっかり演じつつ、控えめに抑えた演技が素晴らしく、涙が止まらなかった》といった声が上がった。

「かねてより交際が報じられていた女優の山本舞香さん(26)とも順調のようで、つい最近も渋谷で手つなぎデートする姿が撮られていましたよね。

 公私ともに順風満帆とも言えそうな伊藤さんですが、ひき逃げ事故直後の彼の下支えとなったのが『インシデンツ』だったのではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)

 2022年12月よりDMM TVで配信されているコント番組『インシデンツ』は、元テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏(48)が企画・プロデュースを、バナナマン東京03のコントライブの構成、現在放送中のドラマ『となりのナースエイド』(日本テレビ系)の脚本などを手掛ける放送作家のオークラ氏(50)が脚本を担当。

 さらば青春の光森田哲矢(42)と東ブクロ(38)を中心に、ヒコロヒー(34)、みなみかわ(41)といった実力派人気芸人、さらに伊藤や筧美和子(29)といった俳優陣も出演。“地上波では流せないコント番組”を掲げ、違法薬物、思想、宗教、反社、戦争といった地上波では扱いづらいテーマを盛り込みまくってコントを展開する――という内容となった。