旧ジャニーズとNHKの関係性は限りなく薄いものになったようだ――。

 2月14日、NHKは定例会見にて2024年度の改編で旧ジャニーズ事務所のタレントが出演している8番組の終了と、3番組からの降板を発表。各方面に激震が走っている。

 終了が発表されたNHKの番組および出演している旧ジャニーズタレントは、地上波番組が『バリューの真実』(SixTONES)、『言葉にできない、そんな夜』(WEST.桐山照史/34)、『とまどい社会人のビズワード講座』(King&Prince永瀬廉/25)、『世界サンライズツアー』(WEST.の中間淳太/36)の4本。

 BS番組がジュニア(『ジャニーズJr.』)が活躍していた河合郁人(36)MCの『ニュージェネ!』とキンプリMCの『プレミセ!』の2本。

 ラジオ番組が、『STUDY!ぼくたちとみんなのラジオ』(A.B.C-Z)と『らじらー!サタデー』(Hey!Say!JUMP八乙女光/33と伊野尾慧/33)の2本。これら計8本の番組が終了する。

 番組は継続するが旧ジャニーズタレントが降板する番組が、KinKi Kids堂本光一(45)がナレーションを務める『The Covers』、TOKIO城島茂(53)出演の『民謡魂』、Snow Man佐久間大介(31)出演の『みんなの手話』の3本だ。

※画像は『ワルイコあつまれ』の公式X(旧ツイッター)『@nhk_waruiko』より

「NHKはジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を重く見ていて、昨年9月27日の時点でタレントの新規の起用を見送る方針を発表していました。大晦日の『NHK紅白歌合戦』にも出演させなかったですよね。

 今回も株式会社TOKIOとして半分独立している形の城島さんや、個人事務所を構えている佐久間さんも例外なく降板させているところから、“旧ジャニーズ全般”と露骨に距離を取ろうとしているのは明らかです」(ワイドショー関係者)

 一方で、完全に事務所から独立している“辞めジャニ”の山下智久(38)は、1月9日からスタートした連続ドラマ『正直不動産2』が好調。香取慎吾(47)、草なぎ剛(49)、稲垣吾郎(50)による新しい地図も、レギュラー番組『ワルイコあつまれ』が4月以降にEテレから総合へ枠移動し、継続となる。“辞めジャニ”とNHKの結びつきは強くなりつつあるように見えるのだ。