櫻井翔(42)主演のドラマ『新空港占拠』(日本テレビ系、土曜夜10時)の第6話「新・犯人」が2月17日に放送される。当初は、お約束の展開とトンチキな演出が、“ツッコミながら楽しめるエンタメ”だと好評だった本作だが、内容が急速にトーンダウンしてきている。

 物語は中盤となる第5話まで進み、空港を占拠した武装集団の正体がだんだん明らかに。それぞれが獣の面を外していくことで、盛り上がりそうなところだが……。

 10日放送の第5話「新・突入」は、指揮官・和泉(ソニン/40)が、横浜署の署長・川越(片桐仁/50)殺害の疑いをかけられるが、武蔵(櫻井)は、和泉が飲み物に毒を仕込んだ動画がフェイクだと暴き、川越は自死したことを突き止める。一方、獣は新たなターゲットとして、新空港社長・天童(黒沢あすか/52)を選んだ。

 そのころ、武蔵の妻・裕子(比嘉愛未/37)は、警察官・綾部(吉田健悟/30)に撃たれる寸前、謎の男(SixTONESジェシー/27)に助けられる。謎の男に、自分の愛する人をおまえが殺したと告げられ頭が混乱する裕子は、彼に言われるまま逃げ回っていたが、結局、綾部に捕まってしまい……という展開。

 視聴者のX(旧ツイッター)上の反響は、《獣さん達、『大病院占拠』の時より全体的に知名度は低めな方よな》《女性陣でまともに知ってるの高橋メアリージュンラランドサーヤしかおらんの草 隠してる獣より最初から分かってる人質のほうがまだ豪華だな…》など、獣の正体について不満の声が多かった。

「高橋メアリージュン(36)については、口元の特徴などから、早い段階で視聴者から名前が出ていて、今さら感が強いです。ほかのメンバーにしても、もったいつけて面を外すわりに、知名度的には微妙なキャストばかり。残念ながら意外な出演者という点では、Sexy Zone菊池風磨(28)の登場シーンがピークでしたね」(ドラマライター/ヤマカワ)