門脇麦(31)主演のドラマ『厨房のありす』(日本テレビ系/日曜夜10時30分)の第5話「恋とはナンダ…!? 」が、2月18日に放送された。人気韓国作品のパクり疑惑がささやかれた影響などからか、視聴率、配信ともに低調な成績だったが、第4話から一気に盛り返しはじめた。

 このドラマは、自閉スペクトラム症を抱えながらも、客の健康や精神状態に合った食事を作る天才料理人・八重森ありす(門脇)が主人公。11日放送の第4話「自分をあきらめないで」で、世帯平均視聴率が5.2%(すべてビデオリサーチ調べ/関東地区)と、初めて前回から上昇。TVerのお気に入り登録数もほかのドラマが中盤に入って伸び悩む中、地道に増え続けているなど、ここにきて好調。どうやら、ミステリー要素が強くなってきたことが大きな要因のようだ。

 第4話では、ありすの店に、五條製薬の五條蒔子(木村多江/52)が突然やってくるが、父・心護(大森南朋/51)は蒔子を追い返そうとする。ありすは倖生(永瀬廉/25)に、かつて見た心護と蒔子の様子から、「お母さん(蒔子)は、お金を払って私を捨てたんだと思います」とこっそり打ち明ける。

 倖生はありすを蒔子に合わせるため、仕出し弁当の販売を装って五條製薬に潜入。蒔子との面会に成功すると、ありすは真実を問いただす。すると蒔子は、自分は母ではなく、本当の母は自分の妹・未知子(国仲涼子/44)だと明かす。未知子はありすが3歳のころ、研究所の火事で亡くなったそうで……という展開。

 視聴者のX(ツイッター)上の反響は、《自閉スペクトラム症という難しいテーマを抱えながらも、ありすと倖生が懸命で微笑ましくてきキュンキュンしたり、それでいてミステリー考察も。先の展開がワクワクするし、日曜の夜に見るにはピッタリ》など、ラブコメもシリアスも楽しめる内容が好評だった。

 これまでは、ありすと倖生、ありすの幼なじみ・和彩(前田敦子/32)を軸にして、ホームコメディに恋愛要素が少し入ってくる展開だった。それが一転、研究所の火事に関する謎など、ミステリー要素が大きく動いた。そして、第5話からはありすと倖生の恋愛要素がかなり強くなってきたのだが、このドラマ構成の変化がカギなのだろうか?