■ヘイセイや平野紫耀も巻き込まれて……
「近年、SNSの発達でタレントは気軽にファンとの交流を楽しめるようになった。インスタライブはその最たる例ですよね。
しかし、ファンとタレントの距離感が近くなりすぎて、悪い意味でリアル友だちを相手にしているような、タレントへの配慮を著しく欠いたコメントが散見するようになりつつあります。ある程度はNGワード設定で防げますが限度はあるため、今回の“てめぇ”発言がそのまま渡辺さんに届いてしまう。
たとえば、Hey!Say!JUMPも失礼なファンの発言に心を痛めたことがありましたね」(前出の女性誌ライター)
Hey!Say!JUMPは昨年7月30日に沖縄でインスタライブをした際、複数メンバーでやっている配信なのに山田涼介(30)のファンが、“ワンショットタイム”――山田以外画面から出て、と言っているに等しいコメントを飛ばし、中島裕翔(30)が「つらっ。みんなのこと考えてよ」と本気で嘆いたこともあった。
また、インスタライブではないがNumber_i平野紫耀(26)もインスタを巡って、似たような出来事があった。平野は一問一答形式でコメントに回答できるインスタの「質問箱」機能で逐一丁寧に返答するサービスを不定期に行なっているが、
《まーどうせ今日も最後まで返してくれないんだろーけど》
《絶対見てないでしょ》
といった無粋なコメントも多く、やはり“失礼じゃないか”と荒れたことがあった。なお、平野は上記のコメントに対して、
《かまちょみーーっけ いっぱいみんな送ってくれるからさーめちゃくちゃ申し訳ないけど返せないことの方が多くなっちゃうよ》
《みてなかったら返せないでしょ》
と、どちらにもきちんと返答している。
「タレントだって人間です。ファンサービスでインスタライブをしても、投稿されるのが失礼なコメントばかりだったら、もうインスタライブをやってくれなくなるかもしれない。マネジメントサイドも、わざわざタレントのメンタルに悪影響を及ぼす行ないを続けさせようとしないでしょう。
それを理解しているからこそ、今回の渡辺さんのインライで散見していたマナーの悪いコメントに、多くのファンが憤慨していると。ファンサービスの進化による弊害を、強く感じさせる出来事ですね」(前出の女性誌ライター)
インスタライブ中のトラブルではないが、2018年には橋本環奈(25)がいつまでもインスタライブをしないことに腹を立てたファンがコメント欄でしつこく催促し、マネジャーがコメント欄で注意するということもあった。
タレントなら、ファンのためにSNSでライブ配信をやって当たり前――どこか、そんな空気感もある昨今。ファンの方々はコメントを投稿する前に、いま一度確認を。