■イノッチが言った忖度の消滅と実力比べ
「“師匠”である滝沢氏のTOBEが3月に先行して、松本さんが演出を手掛けるSTARTO社が4月にライブをする、と。東京ドームという大舞台での演出、松本さんも演出家としての成長ぶりを、滝沢氏に見て欲しい気持ちがあるのではないでしょうか。
旧ジャニーズはジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を経て、芸能界の悪しき風習である“忖度”の払しょくを目指す旨を表明していましたが、3月と4月の東京ドームライブ競演は、まさに“忖度なし”の純粋な力比べとなりそうですね」(前出の芸能プロ関係者)
昨年9月7日に行なわれたジャニーズ事務所の会見で、Annex(旧『ジャニーズアイランド』)の代表取締役社長である井ノ原快彦(47)は、
「実力が上がれば忖度はない。僕は(ジュニアの)育成側なので、心身ともに鍛えていくことを肝に銘じていきたい」
と、コメントしていた。そして、STARTO社の代表取締役CEOに就任した福田淳氏(58)は、忖度や圧力など旧態依然とした芸能界に強く批判的な人物である。
「忖度も消滅し、TOBEとSTARTO社は“敵対関係”ではなく“好敵手”として激しく競い合っていくはず。
滝沢氏はかつて、ジュニア時代に“一番大変だった子”として、反抗期真っ盛りだった松本さんを挙げたこともありましたが、今や松本さんは立派な演出家になった。滝沢氏も、目をかけてきた松本さんが演出家として自分と肩を並べるような存在に成長したのは嬉しいはずです。
今春の東京ドームライブにおける、滝沢氏と松本さんの演出対決は、両事務所にとって良い刺激になるのではないでしょうか」(前同)
TOBEとSTARTO社が行なう今春の東京ドームライブ。どちらが、凄い“実力”を見せてくれるのだろうか――。