永野芽郁(24)主演の月9ドラマ『君が心をくれたから(君ここ)』(フジテレビ系、毎週月曜日夜9時から)の第8話「きっと誰よりも幸せな今」が、2月26日に放送される。

 平均世帯視聴率は低迷していて、19日放送の第7話「明日を生きる理由」が5.1%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、前回から1.1ポイントの大幅減。しかし、見逃し配信では絶好調で、お気に入り登録が100万超え。これはショートムービーに特化したSNS・TikTokでの人気が支えているようだ。

『君ここ』は、主人公の逢原雨(永野)が、思いを寄せる高校時代の先輩・朝野太陽(山田裕貴/33)の命を助けるため、“奇跡”を願うことで始まるファンタジックラブストーリー。雨は奇跡の代償として“五感”を差し出しており、第7話では触覚を喪失。毎回、感動的なシーンが描かれ、視聴者の間で「泣ける」と話題になっている。

 その内容は以下。雨が触覚を失うまで、残された時間はあと1日半ほど。“案内人”千秋(松本若菜/39)は、祖母・雪乃(余貴美子/67)を亡くしたばかりの雨を気づかい、もう1人の“案内人”日下(斎藤工/42)は、この先のことを考えて不安になっている雨に、「触覚が教えてくれることがあるはずだ」と告げる。

 ある日、雨が太陽の家を訪れると、そこには望田司(白洲迅/31)も招待されていた。太陽は司と席を外すと、「五感を失う病気がないなら、雨の症状の原因は何だろう」とこぼす。これに司は、医師の友人の話として、「何らかの後遺症で感覚を失い、それを五感を失う病気だと思い込んでいるのかもしれない」と告げるが……という展開。

 公式X(ツイッター)のオフショットも人気だが、フォロワーは4.3万ほど。公式TikTokでは名シーン切り抜き動画の人気が高く、フォロワーは5.4万。さらに、一般ユーザーが、第7話の雨が“奇跡”について太陽に告白するシーンを投稿していて、10万に迫るような“いいね”が付いているものもある(すべて2月26日17時現在)。一般ユーザーの投稿がその人気を後押ししているようだ。