3月2日放送のNHKの音楽番組『Venue101』に、平野紫耀(27)、岸優太(28)、神宮寺勇太(26)のNumber_iが出演することが発表された。グループを立ち上げてから初のテレビ出演となるが、King&Princeファンを筆頭に、旧ジャニーズファンが荒れに荒れていて――。

「ファンが荒れている理由の1つは、Number_iが初めて出演するテレビ番組が『Venue101』になったことです。同番組は、Number_iの3人がキンプリとして出演した、最後の歌番組ですからね」(ワイドショー関係者)

 平野、岸、神宮寺は昨年5月22日にキンプリを脱退し、旧ジャニーズ事務所からも退所(岸のみ9月末退所)。3人は滝沢秀明氏(41)のエンターテインメント会社「TOBE」で合流し、同年10月15日にNumber_iとして再始動した。

※画像は滝沢秀明氏の公式X(旧ツイッター)『@h_Takizawa329』より

 そして、平野らが脱退前に永瀬廉(25)、高橋海人(24)と5人でキンプリとして最後に出演した番組が、昨年5月20日に放送された『Venue101』だったのだ。最後の曲『Beautiful Flower』は、平野が泣いて歌えなくなってしまう場面もあり、“5人キンプリの終わり”を象徴する、ファンにとっては特別で大切な番組だった。

「5人時代のキンプリ最後の番組を、Number_iとして最初の出演番組に選んだ――“悲しい苦しい思い出を素敵な思い出に変えてくれる”と喜ぶファンもいますが、同時に思い出を台無しにされたと感じ、“あの時の涙は何だったんだよ”と憤っているファンも多いんです。ファンそれぞれ感じ方が違い、難しいところですが……。

 それに加えて、今、NHKが旧ジャニーズと明確な距離を置き始めているタイミングでのNumber_iの起用に、難色を示しているファンも多いんですよね」(前同)

 NHKはジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を重く受け止めており、2月14日の定例会見で新たな番組編成を発表する際、旧ジャニーズタレントが出演している番組8本の終了と、3番組からの旧ジャニーズタレントの降板を明らかにしている。

 キンプリの出演番組では、『プレミセ!』(BS)と、永瀬単独出演の『とまどい社会人のビズワード講座』(Eテレ)が終了予定だ。