■妻・宮崎あおいの理解も

 そんな柔術に本気の岡田の帯の色は茶。それは今回の橋本選手と組み合う動画でも確認できる。16歳以上を対象にしたブラジリアン柔術は白帯・青帯・紫帯・茶帯・黒帯(黒帯からは年数に応じて赤黒帯→赤白帯→赤帯と変わっていく)と別れており、黒帯は競技人口の10%ほどとも言われている、超エキスパートである。

「ブラジリアン柔術は柔道と違い昇級試験はありません。最低修了期間を収めたら道場にいるインストラクターから認定されて初めて昇格できるシステムで、黒帯取得まで10年かかる人も珍しくない。黒帯前の茶帯の時点で、はっきり言ってかなり凄い。経験者から一目置かれる存在です。

 しかし、岡田さんはそこで十分とは思わず、上級者たちと日々、ガチンコの厳しい鍛錬をしているわけですからね。格闘家として、さらなる高みを目指しているのは間違いない。道着を複数着持っているのは、週に何度も通えるようにということでしょう」(前出の芸能プロ関係者)

 橋本選手のX、『ワールドマスター2023』から、岡田は少なくとも黒、茶、白2着――計4着の道着を持っていることがうかがえる。

※画像は岡田准一の公式X『@J_OKADA_AISTON』より

「岡田さんは宮崎あおいさん(38)と2017年12月に結婚。そして今や二児のパパですが、彼女が柔術に理解を示してくれているところも大きいと思われます。道着は重くて乾くのも遅いから洗濯が大変ですし、仕事にプラスして練習にも通い詰める生活では、家族の時間が少なくなるでしょうからね。もちろん、ケガのリスクもある。

 岡田さんは独立して、仕事も大変な時期でしょうが、宮崎さん、そしてご家族の理解もあって柔術の練習に励み、黒帯、そして今年も開催される『ワールドマスター』での世界一獲得を目指していると思われます」

 ファンクラブ会員の愛称を「岡田一門門下生」にするなど、どこまでも武闘家のイメージが強い岡田。彼が柔術にかける想いは、一般人の想像を遥かに超える超ガチンコのもののようだ。